2008/10/14 火曜日

Zarkava 引退・繁殖入りへ

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 0:53:54

こんにちは。Nearcticです。
 
 
凱旋門賞から1週間。その世界最高峰のレースを制した3歳牝馬Zarkavaが引退、繁殖入りするとの記事が出ていました。
オーナーであるAga Khan氏が引退するとコメントしたとの事です。もちろん今後は繁殖入り。生まれ故郷でもあるAga Khan broodmare bandで繁殖生活を送る事になるそうです。
 
言うまでも有りませんが、彼女の戦跡は以下です。
 
07年09月09日 カスカド賞  1着
07年10月07日 マルセルブーサック賞(G1)  1着
08年04月13日 グロット賞(G3)  1着
08年05月11日 プールデッセデプーリッシュ[フランス1000G] (G1) 1着
08年06月08年 ディアヌ賞[フランスオークス] (G1)  1着
08年09月14日 ヴェルメイユ賞(G1)  1着
08年10月05日 凱旋門賞(G1) 1着
 
 
昨年の9月にデビューし13ヶ月。その間に7戦し全勝。彼女より前でゴールした馬は1頭もいない、完璧な戦跡で世界最高峰のレース、凱旋門賞を含めてG1を5勝しています。
戦跡はもちろん、その勝ち方も含めて、牝馬の枠を越え、2008年欧州競馬で最も輝いた馬であったと思います。
 
正直、引退は残念です。どこまで連勝を伸ばすのか、彼女の強さはどれほどなのか、もっと見ていたい気がしていました。しかし、競馬である以上、次の仕事がある事も間違い有りません。世界最高峰のレースを制した以上、次の仕事に目を向けるのは当然の事でしょうから。
 

気になるお相手ですが、同じくAga Khan氏の所有馬で凱旋門賞を制したDalakhaniが予定されているとの事です。Dalakhaniは初年度産駒からアイルランド・オークス馬Moonstone、イギリス・セントレジャー馬Conduitを出し、種牡馬としても今後の活躍が期待されています。

凱旋門賞馬同士、フランス・ダービー馬とフランス・オークス馬。当然、大きな期待を受ける事になるでしょう。
 
 
彼女の最後の、最高のレースを見る事が出来たことを嬉しく思います。
そして、彼女の強さを受け継いだ子供たちがターフに登場するその日を楽しみに待つ事にしたいと思います。
 

2008/10/7 火曜日

Zarkava sensational in Arc win

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 4:54:46

こんにちは。Nearcticです。

 

 

タイトルの見出しはアメリカのThoroughbredTimesの見出しになっていた言葉です。凱旋門賞から一夜明け、世界各地でZarkavaへの多くの賛辞が送られていました。

 

The Best Ever

・The Best 3-year-old Filly Ever
・Horse Of The Century

・Simply The Best

 

全て海外のHPに記載されていたZarkavaを称する言葉です。彼女が”Best”である、それ以上の言葉が見つからない、そんな雰囲気すら感じます。

 

その凱旋門賞でのZarkavaのレーティングが発表されていました。今回のレーティングは133。過去20年の牝馬で最高のレーティングだそうです。ここでも、歴史的な名牝である事を現しています。

 

次の興味は、Zarkavaの次走、更に言えば現役を続けるのか、となってくるでしょう。過去20年に留まらず、史上最高の牝馬、史上最高馬と言われる高みを目指すことになるのか、興味は尽きません。

  

 

これからもZarkavaから目が離せませんね。

 

2008/10/6 月曜日

凱旋門賞2008 ◇Result◇

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 5:59:02

こんにちは。Nearcticです。
 
 
世界中が注目する一戦、今年の欧州No1を決定する凱旋門賞が本日10月5日、ロンシャン競馬場で行われました。
小雨が降り、冷たい風が吹き抜けるロンシャン競馬場。しかし、競馬場内は世界中から来た多くの競馬ファンで埋め尽くされ、寒さを忘れる雰囲気でした。
 
この日のロンシャン競馬場では凱旋門賞を初め、牝馬GⅠオペラ賞や1,000m直線GⅠアヴェイユドロンシャン賞など、5つのGⅠレースが組まれていました。その最後に組まれているのが凱旋門賞。レースが1つ、また1つと終わっていく度に緊張感が高まって行きました。
 
そして、いよいよ凱旋門賞。1頭も回避する事無く、登録16頭が全て出走。その中でも、地元フランス期待馬Zarkavaの姿を何度もターフビジョンは映し出していました。
本馬場への入場は、列を成して出走馬たちが関係者と共に入ってきました。そして、返し馬へ。
 

triomphe.JPG

 
緊張する中、静かにゲート入りが始まり、そうこうしている間にゲートオープン。
注目のZarkavaは見事に出遅れ。とは言え、前走のヴェルメイユ賞に比べれば良いスタートだったように思えます。
ロンシャン名物とも言える向こう正面の長い登り坂を16頭が登って行きます。スタンドから最も遠いコーナーを曲がり、スタンド方向へ進路を変える。遠くに見えた馬達が近づいて来て、いよいよ直線へ。
Zarkavaは後方の最内に。Duke of Marmaladeは上手く外に出して脚を伸ばし始めます。直線の集団から緑色の勝負服が力強く抜け出して来ました。Zarkavaです。
馬郡を抜けたZarkavaは素晴らしい末脚を披露し、歴戦の馬達を一気に飲み込みました。2馬身もの差をつけて、3歳の牝馬が無敗のまま欧州競馬の頂点に立った瞬間でした。
ゴール後、鞍乗のスミヨン騎手は馬上で喜びを爆発。地元フランスのヒロインの勝利にスタンドも大歓声でした。
 

zarkava.JPG

 
 
◇PRIX DE L’ARC DE TRIOMPHE Result
1 Zarkava          2:28.80
2 Youmzain        2
3 Soldier of Fortune 1/2
3 It’s Gino        d.h
5 Vision d’Etat     1

 

 

牝馬での凱旋門賞勝利は1993年UrbanSea以来、3歳牝馬の勝利は1982年Akiyda以来、26年ぶりです。それも無敗での勝利。間違いなく歴史的な快挙です。
この勝利で、Zarkavaが長い欧州競馬の歴史に名を刻むことは間違い無いでしょう。
 
 

 
歴史的な一戦を目の当たりにできた事に感謝したい。今回の凱旋門賞を見に行って本当に良かった。心からそう思える感動のレースでした。
 
 

2008/10/5 日曜日

Natagora in LONGCHAMP

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 4:48:49

こんにちは。Nearcticです。
 
 
やってきましたロンシャン競馬場。気温は低いものの、天候には恵まれて広々とした競馬場を気持ちよく一望できました。
凱旋門賞前日。10月4日も2つのGⅠレースが組まれています。にも関わらず、決して混雑しているとは言えない状況でした。
 
longchamp.JPG

 

GⅠレースの1つ、フォレ賞には注目のディヴァインライト産駒、Natagoraが出走。パドックで見たNatagoraは綺麗な芦毛馬で1目でそれと解る容姿でした。
 

natagora.JPG

 

 

レースでは果敢に先行し、直線は力強い脚で抜け出すも、外から来た人気の1頭PacoBoyにさされ、惜しくも2着。それでも、強い姿が見られ大満足の一戦でした。
しかし、この仔がディヴァインライト産駒とは驚きます。
 
 
 
いよいよ明日は凱旋門賞。どんなレースを見せてくれるのか、どんな結果が待っているのか。本当に楽しみです。
 

2008/10/4 土曜日

凱旋門賞2008

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 17:37:06

こんにちは。Nearcticです。

  

  

凱旋門賞2008、本番が明日に迫り、出走表も確定しました。

 

 

◇PRIX DE L’ARC DE TRIOMPHE

 

PMU Draw Horse
01    03     Youmzain
02    11     Zambezi Sun
03    15     Ask
04    10     Schiaparelli
05    04     Meisho Samson
06    09     Soldier of Fortune
07    14     Duke of Marmalade
08    05     Papal Bull
09    02     It’s Gino
10    13     Red Rock Canyon
11    07     Getaway
12    08     Vision d’Etat
13    12     Kamsin
14    06     Blue Bresil
15    16     Cima de Triomphe
16    01     Zarkava
 

  
注目馬、Zarkava、Vision d’Etat、Duke of Marmaladeを始め16頭もの出走が予定されています。

 
PMUが馬番号、Drawが枠番号になります。注目のZarkavaは最内枠となりました。出遅れ癖があるだけに、この他頭数の最内枠には多少の不安を感じます。
 

牝馬Zarkavaが無敗のまま欧州の頂点に立つのか、Duke of Marmaladeが欧州統一を図り、欧州王者としてBCクラシックで世界統一を目指すことになるのか。伏兵陣が意地を見せるのか。日本のメイショウサムソンが歴史に名を刻むことになるのか。
注目が尽きない一戦となりました。
 

今年の凱旋門賞は見逃せません!!今回は私も現地観戦予定です。現地報告もこのブログで行う予定なので、興味のある方は是非ご覧下さい。
 
 

 
凱旋門賞前日、10月4日のロンシャン競馬場で行われるGⅠフォレ賞にはディヴァインライト産駒、Natagoraが出走しています。イギリス・1000G以来の3つ目のGⅠ制覇なるか、こちらも注目したい一戦です。
 

2008/10/1 水曜日

凱旋門賞2008 【MeishoSamson】

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 0:24:06

こんにちは。Nearcticです。
 
2008年凱旋門賞出走予定馬紹介。第四回目の今回は古馬編Part2。伏兵的な存在となる注目馬を紹介します。
 
1頭目は昨年の2着馬Youmzainです。父は凱旋門賞馬Sinndar、母父が凱旋門賞馬を多く送り出している大種牡馬Sadler’sWells。
昨年の凱旋門賞では勝ち馬DylanThomasのあわや降着と言う斜行を受けながら頭差の2着に来ています。5歳を迎えた今年もサンクルー大賞で2度目のGⅠ制覇を果たし、キングジョージⅣ&クイーンエリザベスSでもDuke of Marmaladeの3着と力の衰えは見られません。
2400m戦線での欧州有力馬の1頭で、展開一つで勝ち切る力は十分持っている事は間違い無いでしょう。
 
2頭目はZambeziSun。父は大種牡馬Danehillの直仔で、ディープインパクトを破り凱旋門賞馬に輝いたRailLinkを送り出したDansiliです。
3歳時の昨年はRailLinkと同様にパリ大賞を制し、ニエユ賞をプレップに凱旋門賞に挑戦。人気の一角に推され、Dansili産駒の連覇を狙いましたが8着に敗れました。今年に入り、3戦連続で勝ち星を挙げられないレースが続きましたが、前走、凱旋門賞の重要プレップレースフォア賞で1年2ヶ月ぶりの勝利を挙げました。
今年は伏兵馬の1頭として凱旋門賞に挑む事になるでしょう。伏兵では有りますが、その実績からも軽視は出来ない1頭です。
 
 
もう1頭はもちろん、日本から挑戦するメイショウサムソンです。父は欧州で大成功した大種牡馬Sadler’sWellsの直仔でキングジョージⅣ&クイーンエリザベスSなどを制したオペラハウス。母の父は凱旋門賞馬で80年代欧州最強馬とも言われるダンシングブレーヴ。更に言えば母母父のSunPrinceもセントジェームスパレスSを制するなどヨーロッパで活躍した馬です。
戦跡などの説明は不要でしょう。日本の誇る二冠馬であり、天皇賞春秋連覇を果たした最強馬の1頭です。今年はメンバーが揃い、本番へぶっつけ、ロンシャン競馬場未経験など不安要素も多い状況では有りますが、欧州系の血統と力強いその脚質で良いレースをして欲しいと願うばかりです。
 
 
 
凱旋門賞の登録馬、注目馬の1頭だったNewApproachの名前が無くなりました。非常に残念です。しかし、出否が微妙だったDukeOfMarmaladeは当日の馬場状態が悪くならなければ出走するとの発表もありました。Zarkava、Vision d’Etat、SoldierOfFortuneなどの名前も有り、本当に楽しみなメンバー構成となっています。
凱旋門賞まであと5日。一週間を切りました。いよいよ、ですね。