Dubai Meeting 2010
こんにちは。Nearcticです。
今年の世界競馬の開幕を告げるドバイ・ワールドカップが今週末に開催されます。その中でも、強豪が揃い、日本の期待馬が挑戦する2レースについて紹介したいと思います。
まずは、賞金総額1000万ドルを誇るメインレース、ドバイワールドカップ。今年の出走馬は以下の14頭となりました。
◇Dubai World Cup
(No) (Horse) (Jockey)
1. Allybar Ahmed Ajtebi
2. Gitano Hernando K Fallon
3. Red Desire C Soumillon
4. Gio Ponti R A Dominguez
5. Gloria De Campeao T Pereira
6. Vision D’etat O Peslier
7. Lizard’s Desire K Shea
8. Furthest Land J R Leparoux
9. Crowded House J Velazquez
10. Richard’s Kid G Gomez
11. Twice Over T P Queally
12. Mastery L Dettori
13. Mr Brock R L Moore
14. Amor De Pobre A Gryder
世界的な実力馬が揃う一戦となりました。その中でも実績No.1は一昨年のフランスダービー馬VisionD’etatでしょう。
父は日本に輸入され、ダイワスカーレットのお相手にも選ばれたチチカステナンゴ。一昨年は無敗でフランスダービーを制し、秋もニエユ賞を制して凱旋門賞に出走し5着。昨年もフランスのガネー賞、イギリスのプリンスオブウェールズS、香港の香港Cと世界をまたにかけ、GⅠを3勝しています。2000~2100mに良績を残しており、今回も適距離と言えます。
不安は昨年の香港C以来今年初出走になる事、更に初となるAWの馬場でしょう。芝馬に向いていると言われるメイダンのAWトラックをこなせば最有力の1頭といえます。
VisionD’etatと同様GⅠを4勝しているGioPontiも実績面では見劣りません。
昨年3月、GⅠフランクE.キルローマイルHを制してからアメリカ芝GⅠを4連勝。秋にはAWで行われたBCクラシックに出走し、女傑Zenyattaの2着。今年2月にレースを使っていることも強みです。
実績とAWトラックの経験値を加味すれば、勝利に最も近い位置にいると言える存在です。
TwiceOverも実績は十分です。昨年の英チャンピオンSを制し、BCクラシックでも3着。ヨーロッパではStジェームスパレスSやロッキンジSなどマイル戦線でも好走しており、スピードは十分です。ここをあっさり制しても全く不思議ではない、間違いない有力馬です。
イギリス調教馬でありながら、サンタアニタAWのGⅠグッドウッドSを制しているGitanoHernandoも有力馬の1頭でしょう。8戦して5勝、2着2回、着外に敗れたのはデビュー戦のみ。AWでは4戦して全勝です。成長力も見込める明け4歳馬であり、侮れない1頭です。
ゴドルフィンが送り込んでくるのが昨年の英セントレジャーS勝ち馬Masteryです。父がスラマニで、セントレジャー制覇やBCマラソン3着など、ステイヤー色が強い印象は否めません。2000mが適しているかと言われれば疑問は残りますが、メイダン競馬場で始めて開催されるドバイWCとなれば、ゴドルフィンとしても是が非でも勝利が欲しいでしょう。懸念材料も多い馬ですが、怖い存在でも有ります。
昨年の2着馬GloriaDeCampeao、AWのGⅠパシフィッククラシック勝ち馬Richard’sKid など有力馬はまだまだいます。
そんな強豪に挑むのがプレップレース、マクトゥームチャレンジR3を制したレッドディザイアです。
前走の走りを見れば、メイダンのAWトラックがピタリと嵌っている感が有ります。今年初戦を使った上積みも見込めるでしょう。日本馬によるドバイWC制覇と言う偉業も夢では無いと思います。是非とも頑張ってもらいたいです。
続いて、こちらも競合揃いのドバイ・シーマクラシック。出走頭数がそろい、以下の16頭がゲートインします。
◇Dubai Sheema Classic
(No) (Horse) (Jockey)
1. Jukebox Jury R Ffrench
2. Eastern Anthem Ahmed Ajtebi
3. Anmar R Hills
4. Pan River S Kaya
5. Quijano A Starke
6. Pompeyano R Mullen
7. Youmzain K Fallon
8. Golden Sword C Soumillon
9. Presious Passion Elvis Trujillo
10. Buena Vista O Peslier
11. Deem Julien Leparoux
12. Mourilyan K Shea
13. Spanish Moon R L Moore
14. Dar Re Mi William Buick
15. Campanologist T E Durcan
16. Cavalryman L Dettori
どの馬から紹介して良いか迷いますが、まずは”凱旋門賞組”から紹介しましょう。
昨年の凱旋門賞2着馬で、3年連続凱旋門賞2着と言う素晴しい実績を残しているYoumzainが今年も出走。ドバイ・シーマクラシックも3年連続の出走となりますが、過去は3着、4着。さて今年は?
昨年の凱旋門賞3着馬がCavalryman。ゴドルフィン所属の地元期待馬です。GⅠパリ大賞を制し、ニエユ賞も勝利。実績は十分です。今年初戦となるマクトゥームチャレンジR3では7着に敗れましたが、使った上積みは十分でしょう。最有力候補に挙げられる1頭です。
更に昨年の凱旋門賞5着馬Dar Re Miもエントリー。昨年はアイルランドで牝馬GⅠを2勝。BCターフで3着に来るなど牡馬相手でも互角に戦えています。牝馬の活躍が目立つ昨今ですし、一発も十分有り得るでしょう。
続いて昨年の”シーマクラシック組”です。
昨年の勝ち馬EasternAnthemは連覇を狙い今年も出走。昨年のドバイの後はヨーロッパに渡り、ドイツでGⅠを2戦連続2着するなど力は見せています。得意のドバイで1年ぶりの勝利を目指します。
昨年の2着馬SpanishMoonはドバイ以降の実績ではEasternAnthem以上。ヨーロッパでサンクルー大賞を制し、BCターフ4着、香港ヴァーズ2着と世界を舞台に好走を続けています。ドバイ実績もあり、注目の1頭です。
その他の組にも、BCターフ2着馬PresiousPassion、愛ダービー2着馬GoldenSword、オイロパ賞勝ち馬JukeboxJuryなど、世界の芝戦線で活躍する馬が多数。質・量共に素晴しいメンバーが揃った一戦となりました。
そんな世界の馬達に挑むのが日本の女傑ブエナビスタです。初の海外遠征で不安も有りますが、力を出し切れれば勝ち負けする事も十分可能な位置にいると思います。あの末脚で世界の強豪をなで切る姿を見せて欲しいと願っています。
この2レース以外にも楽しみなレースが多いドバイミーティング。どんなレースを見せてくれるのか、どんな結果が待っているのか、週末が本当に楽しみです。
今年もグリーンチャンネルで衛星中継をしてくれるので、Liveで見る事が出来ます。日本馬達が世界を相手に好結果を残してくれる事を願いつつ、世界の競馬を堪能したいと思います。