こんにちは。Nearcticです。
先程、注目の英国ダービーが行われました。
昨年よりダービーAntePostで1番人気に推され続けていたStNicholasAbbeyが直前で回避。代わって人気になったのが同じAオブライエン厩舎のJanVermeerでした。通算4戦3勝、昨年のGⅠクリテリウム・アンテルナシオナルを制し、今年初戦となったガリニュールSを制してダービーに臨んできました。
ゴドルフィンが送り込んで来たRewilding。ここまで4戦2勝、2着2回。姉には今年のドバイ・シーマクラシックを制したDarReMiがおり、ダービー登録が無かったため、追加登録料を支払って挑んできました。
Aオブライエンが送り込んで来た2頭目の有力馬、MidasTouchは前走、アイルランドのダービートライアルSを制しての出走。
Mスタウト厩舎のエースはWorkforce。昨年9月のデビュー戦を6馬身差の圧勝。2戦目のなった前走ダンテSでは2着に敗れるもキャリアを考えれば期待十分の結果。大物との評判も有り、デビュー3戦目のダービー制覇が期待されます。
Hセシル厩舎のBulletTrainも有力馬の1頭。通算3戦2勝、前走はダービートライアルSを制しています。
そんな有力馬を含め12頭が出走した231回目を迎えた2010年のDarby Stakes。以下の様な結果でした。
◇Investec Derby (group 1)
Horse Dist. Jockey
1.Workforce R L Moore
2.At First Sight 7 J A Heffernan
3.Rewilding 1/2 L Dettori
4.Jan Vermeer 4 J P Murtagh
5.Midas Touch hd C O’Donoghue
結果はWorkforceが7馬身の大差を付けて快勝。デビュー3戦目でダービーを制する事となりました。
道中は7~8番手、中段を追走。最終コーナーは人気のJanVermeerと並んで進み、直線を向きます。直線を向くと目の前がWinningRordといわんばかりにポッカリと開き、一気に脚を伸ばします。直線では逃げたAtFirstSightをあっさり捕えて快勝。
運も味方した感が有りましたが、それでも最後の脚は素晴しく、7馬身差は内容的にも圧勝で有ったと思います。
Workforceの父はKing’sBest。先日の日本ダービーを制したエイシンフラッシュと同様で、King’s Best産駒が英日ダービー同年制覇となりました。今年の秋、King’s Best産駒のダービー馬2頭が欧州の舞台で雌雄を決する戦いをしてくれたら嬉しい事ですね。
2着にはAオブライエン厩舎のAtFirstSightが入りました。この馬はオブライエン厩舎が送り込んで来たペースメーカーと目されていました。実際”ラビット”だったのでしょうが、それが2着に粘ってしまうのですから、ラビットとは言えオブライエン厩舎は素晴しい馬が揃っていると言う事なのでしょうね。
3着にはゴドルフィンのRewilding。直線を向いたときに前が壁になり、一気に内に進路を変えざるを得なくなり、前が開いた時にはWorkforceははるか前。最後の脚は見所が有っただけに、少しもったいなかった気もします。スムーズなら2着は十分有ったでしょうし、もう少し面白いレースが出来ていたかもしれません。
4着に人気のJanVermeer。直線入り口では勝ち馬Workforceとほぼ同じ位置にいましたが、前が開いたWorkforceとは違い、少し前が塞がれていました。それでも、Workforceの真後ろから脚を伸ばしながらも突き放されていますので、内容的には完敗でしょう。
3戦目でのダービー勝利は昨年のSerTheStarsほどでは無いものの、最強馬誕生の可能性を感じさせるレースとなりました。
前走ダンテSではAオブライエン厩舎のCapeBlancoに敗れています。そのCapeBlancoは4戦4勝で仏ダービーに向かうとの情報も有ります。このまま行けば、強い英ダービー馬と仏ダービー馬が誕生するのかもしれません。そうなれば、楽しみが広がります。もちろん、RewildingやJanVermeerの逆襲も十分に有り得るでしょう。
今年の欧州戦線は始まったばかり。これからが楽しみです。