2010/10/3 日曜日

Prix De L’arc De Triomphe 2010

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 13:20:11

こんにちは。Nearcticです。
 
 
本日、フランス・ロンシャン競馬場で今年の欧州12F戦線No.1決定戦、凱旋門賞が行われます。
今年はヴィクトワールピサ、ナカヤマフェスタが参戦しており、グリーンチャンネルでLive中継されるなど、日本でも注目度が高い一戦となっています。
簡単にですが、注目馬を紹介したいと思います。
 
例年で有れば出走馬を記載するところですが、今年は20頭と多く、各サイトにも記載されているので割愛させて頂きます。
今年は日本に種牡馬として輸入される事が決まったKジョージⅣ&QES勝ち馬ハービンジャーの引退を受け、混戦ムードとなっています。
特に、KジョージⅣ&QESではハービンジャーが英愛ダービー馬2頭に圧勝しており、3歳馬のレベルを疑問視する声もあってか非常に評価が割れている状態です。
更に、中心となるべき馬に休み明けが多く、混戦に拍車をかけています。
 
混戦の中でも人気に推されているのが地元フランスの3歳馬Behkabadです。
凱旋門賞と同じロンシャンコースで行われるパリ大賞を勝利しており、前哨戦となるニエユ賞も制して臨んできます。父は昨年の勝ち馬SeaTheStarsと同じCapeCross。仏ダービーで4着に負けてはいますが、ここに来ての勢いは十分。昨今では2100mの仏ダービーよりも2400mのパリ大賞の方が重要視される傾向に有ります。アガ・カーン殿下の所有馬で主戦騎手のCルメール騎手が騎乗しています。地元フランスの3歳馬はやはり凱旋門賞に強い傾向にあります。当然、中心の1頭だと思います。
 
そのBehkabadのライバル、パリ大賞、ニエユ賞と続けて2着しているPlanteurも人気の1頭です。
仏ダービーも2着しており、その時にはBehkabadに先着しています。2400mでは勝負付けが済んでいるとも取れる結果ですが、差の無いレースをしているのも確かです。本番で逆転する事は十分に有り得ると思います。
 
このフランス3歳馬2頭は共に古馬と初対決。古馬との力関係次第では2頭のマッチレースも惨敗も有り得るのかもしれません。
 
 
地元フランス3歳勢では牝馬Sarafinaも注目の1頭でしょう。
サンタラリ賞、仏オークスとGⅠ2勝。前走のヴェルメイユ賞では3着に敗れましたが、そこまで4連勝できた牝馬です。一昨年の勝ち馬Zarkavaと同じアガ・カーン殿下の所有馬で同じデュプレ調教師。Zarkavaと比べるのはかわいそうなのかもしれませんが、今年のメンバーなら一発が有っても不思議じゃ有りません。
 
凱旋門賞で圧倒的な実績を残している地元フランスのAファーブル厩舎が今年送り込んで来た2頭も注目する必要があるでしょう。
1頭はフランスの2000G、ダービー共に制し2冠を達成したLopeDeVega。
距離適正を考慮し、パリ大賞などには進まず、ダービー以降はマイル戦線に歩を進めますが、そこでは良い結果が出ず、ここに来ての2400m戦出走となりました。それもいきなり凱旋門賞へ。厳しいレースになるとは思いますが、2冠を制するポテンシャルが有るのは確かで距離をこなしてしまえば怖い1頭でもあります。
 
もう1頭が古馬牝馬Plumania。
今年のサンクルー大賞ではYoumzainなど牡馬を相手に勝利を挙げ、前走はヴェルメイユ賞で2着に来ています。牝馬も好走する凱旋門賞だけに軽視は出来ない1頭です。
 
フランス調教馬以外で注目と言えばやはりAオブライエン厩舎勢でしょう。
その1頭、FameAndGloryは人気の一角となっています。
昨年の愛ダービー馬で凱旋門賞は6着。SeaTheStarsには全く歯が立たなかった印象ですが、今年に入りタタソールズGCやコロネーションCなどGⅠ2勝を含め4連勝中です。古馬では実績No.1と言えます。しかし、今回は8月のGⅡ戦以来の出走となります。今年初戦も敗れており、休み明けに不安が有ります。本来の力が出せるかが重要な1頭と言えるでしょう。
 
今年の愛ダービー馬CapeBlancoもAオブライエン厩舎よりエントリー。
仏ダービーでは10着に敗れ、KジョージⅣ&QESではハービンジャーに11馬身差をつけられた2着。しかし前走の愛チャンピオンSでは古馬勢を破り勝利を挙げています。距離不安説も囁かれますが、父がガリレオである事を考えればこなしても全く不思議じゃ有りません。更に、今回の鞍乗はCスミヨン騎手。凱旋門賞を知り尽くすスミヨン騎手が勝利に導いても全く不思議じゃない1頭です。
 
今年の英ダービー馬Workforceも参戦してきました。
KジョージⅣ&QESではハービンジャーに17馬身も離され5着に敗れ、それ以来の出走となるのが不安材料ですが、ダービーのパフォーマンスは圧巻でした。その力が発揮できるかが注目です。
 
凱旋門賞3年連続2着のYoumzain、昨年のパリ大賞、ニエユ賞勝ち馬で昨年の凱旋門賞3着のCavalryman、前哨戦のフォア賞を制しているDuncanなど伏兵というには失礼なメンバーも多彩です。
 
 
今年は英愛仏のダービー馬が全て出走し、パリ大賞勝ち馬や仏オークス勝ち馬も出走してくるなど、3歳馬は多彩。
古馬の大エースが引退してしまいましたが、それでも十分な実績を誇る馬達が出走してきています。
そして、日本馬も3歳馬、古馬と2頭出走しています。大混戦の多頭数の一戦だけに何が有るか解りません。日本馬にもチャンスが有ると思います。
 
 
今日のロンシャン競馬場で新たなスターが誕生するはずです。Live中継もありますし、世界の競馬を満喫したいと思います。