2011/7/26 火曜日

KingGeorgeVI And QueenElizabethStakes Result

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 21:05:51

こんにちは。Nearcticです。
 
 
7月23日、イギリス・アスコット競馬場で61回キングジョージⅥ&クイーンエリザベスSが行われました。
 
◇KingGeorgeVI And QueenElizabethStakes  (Group 1)
Pos.  Horse            Dist.
1    Nathaniel
2    Workforce           2 3/4
3    St Nicholas Abbey   1 1/4
4    Debussy                   20
F    Rewilding        
 
 
春の欧州チャンピオンを決める1戦は3歳馬Nathanielが勝利。初GⅠ制覇を大舞台で成し遂げました。3歳馬による制覇は2003年のAlamshar以来、8年ぶりとの事です。
 
新しいチャンピオンが決まった1戦では有りましたが、後味の悪い内容とも言えるレースでした。直線で人気の一角Rewildingが故障、競争中止。2着に来たWorkforceは直線で外らちに向かって斜めに走行。勝ったNathanielの力は間違いところであり、素晴らしい力を持った3歳馬が現れた事は楽しみな事ですが、レース内容とすると、春のチャンピオン決定戦とは言い難いレースだった様にも思えます。
 
まだ春のレースです。Rewildingは残念ですが、WorkforceやStNicholasAbbeyは秋にもNathanielと対戦する機会が有るでしょう。
PourMoiなど他の3歳馬や、古馬SoYouThinkも含め、秋には更に素晴らしいレースを見せてくれると期待しています。
 

2011/7/23 土曜日

KingGeorgeVI And QueenElizabethStakes

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 14:06:52

こんにちは。Nearcticです。
 
 
7月23日、現地時間16時30分、イギリス・アスコット競馬場で61回キングジョージⅥ&クイーンエリザベスSが行われます。
 
 
◇King George VI And Queen Elizabeth Stakes  (Group 1)
No.   Horse          Jockey      Trainer
1(5) Debussy         Ahmed Ajtebi   M Al Zarooni
2(1) Rewilding         L Dettori      M Al Zarooni
3(2) St Nicholas Abbey   J P O’Brien    A P O’Brien
4(4) Workforce        R L Moore     Sir Michael Stoute
5(3) Nathaniel         J H M Gosden   J H M Gosden 
 
 
欧州中距離戦線の春のチャンピオンを決める今年のKジョージ&QESは5頭立てと少頭数になりました。
頭数は少ないものの、メンバーはチャンピオンを決める1戦に相応しいメンバーになっています。
 
人気は3頭が分け合う形となっています。
昨年の英ダービー馬で、凱旋門賞も制しているWorkforce。今年初戦のGⅢを快勝し、今年2戦目として臨んだエクリプスSはSoYouThinkの半馬身差2着。今年に入っても昨年の3歳牡馬チャンピオンとしての力を見せています。
実績を考えると10Fのエクリプス賞より12FのKジョージ&QESの方が良いのではないでしょうか。懸念と言えば、昨年のこのレースで5着に敗れてい事でしょう。力通りなら、この馬が中心で疑い様もありません。

 
一昨年の2歳牡馬チャンピオンのStNicholasAbbeyが前走、コロネーションCを勝って復活。クラシックの大本命として臨んだ昨年は英2000Gで6着に敗れ、以降は全休。今年4月に復帰しました。
復帰戦こそ3着に敗れるも、2戦目のGⅢを制し、前走はコロネーションCをMidday以下を抑えてGⅠ勝利。素質は疑い様も無く、長期休養明けから一気に欧州古馬チャンピオンに上り詰めても不思議じゃない1頭です。

 
ゴドルフィンが送り込んでくるRewildingはドバイシーマクラシック、プリンスオブウェールズとGⅠを連勝中。前走のプリンスオブウェールズSはSoYouThinkを破っての勝利。
昨年まで英ダービーでの3着がGⅠ最高着順でしたが、4歳を迎えた今年、姉にDarReMiなどがいるその素質を開花させました。勢いもあり、GⅠ3連勝で頂点まで登りつめる可能性を十分に秘めた1頭です。
 
3頭の4歳馬が強力では有りますが、唯一の3歳馬Nathanielも侮れない1頭です。
デビュー戦ではFrankelの2着、前々走のチェスターヴァーズSでは後に愛ダービーを制するTreasureBeachの頭差2着。前走はロイヤル開催のキングエドワードⅦSを5馬身差快勝。
ここまで5戦して2勝、2着3回と戦績も安定しており、3歳世代でもトップレベルの力が有る事は間違い有りません。今年の3歳世代のレベルが高ければ、ここでも3歳馬、と言う結果になっても全く不思議ではなく、この馬も怖い1頭です。
 
最後の1頭、DebussyはRewildingのラビットと言われていますが、この馬も昨年のアーリントンミリオンを制しているGⅠ馬です。これだけのメンバーが揃う1戦となれば、ラビットもこのクラスを用意しないとならないのでしょう。
 
 
少頭数ながらも好メンバーが揃ったKジョージ&QES。今年の欧州中距離戦線を占う意味でも、非常に注目です。
 
 

2011/6/8 水曜日

232nd Epsom Derby Result

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 0:27:56

こんにちは。Nearcticです。
 
 
現地時間6月4日、イギリス・エプソムダウンズ競馬場で232回ダービーが行われました。
 
 
◇232nd Epsom Derby  (Group 1)
Pos.  Horse            Dist.
1    Pour Moi
2    Treasure Beach      hd
3    Carlton House       3/4
4    Memphis Tennessee   3/4
5    Native Khan         3/4
 
 
勝ったのはフランスからの遠征馬、PourMoiでした。
道中では最後方を追走、直線に入ると大外に持ち出して、前を行く12頭をまとめてかわした所がゴール。
鞍乗の19歳バルザローナ騎手はゴール直前から派手なガッツポーズ。レース内容もゴールの瞬間も非常に派手な内容で、強いレースで、2011年のダービー馬となりました。
 
2着には9番人気の人気薄TreasureBeachが粘りこみ、注目のCarltonHouseは3着に敗れました。
エリザベス女王悲願のダービー制覇を狙ったCarltonHouse、道中は後方を進み最終コーナー入り口で外にふられ、最後はゴール前の勝負どころで落鉄。
落鉄のシーンは映像ではっきり見え、落鉄の後にPourMoiにさされています。非常に悔しい3着だったお思います。
しかし、能力の高さも証明し、この後が楽しみにはなりました。
 
勝ったPourMoiはこの後休養し、秋は地元の凱旋門賞を目指して始動するとの情報です。
 
 
その翌日、フランスでもダービーが行われ、ReliableManが勝利。今年4月にデビューし2連勝でダービーに出走。3連勝目がダービーとなりました。
直線に入っても馬群の真ん中で出しどころの無い位置から、半ば強引に外に出し、一気にさしきり勝利。本当に強い内容でした。
こちらは、パリ大賞典に向かうとの情報です。もちろん秋は凱旋門賞となるでしょう。この2頭の対決も楽しみになりました。
 
 
今年の欧州中距離戦線は古馬の層も充実しています。
昨年の凱旋門賞馬 Workforce、オーストラリア最強馬として今年から欧州に移籍したSoYouThink、復活したStNicholasAbbeyなど、強力なラインナップです。
この後は、この古馬たちと3歳馬達の対決が見られるようになります。これからも欧州競馬から目が離せません。
 
 

2011/6/4 土曜日

232nd Epsom Derby

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 22:40:02

こんにちは。Nearcticです。
 
 
およそ1時間半後、競馬の聖地、イギリス・エプソムダウンズ競馬場で第232回ダービーが行われます。
今年の出走馬13頭は以下です。
 
 
◇232nd Epsom Derby  (Group 1)
No.       Horse                  Trainer                   Jockey
01(13)  Carlton House         Sir Michael Stoute     R L Moore
02(11)  Castlemorris King    M J Attwater            M Coumbe
03(08)  Marhaba Malyoon     D M Simcock             J P Spencer
04(05)  Masked Marvel        J H M Gosden           William Buick
05(06)  Memphis Tennessee  A P O’Brien              J P O’Brien
06(03)  Native Khan           E A L Dunlop            J P Murtagh
07(10)  Ocean War             M Al Zarooni            L Dettori
08(01)  Pisco Sour             H Morrison               J Fortune
09(07)  Pour Moi               A Fabre                   M Barzalona
10(04)  Recital                 A P O’Brien              P J Smullen
11(02)  Seville                  A P O’Brien              C Soumillon
12(12)  Treasure Beach       A P O’Brien            C O’Donoghue
13(09)  Vadamar               A de Royer-Dupre      C P Lemaire
 
 
今年のダービーの最大の注目は何と言ってもエリザベス女王所有のCarltonHouseでしょう。
デビュー戦で2着に敗れるも、2戦目を9馬身差の圧勝。今年初戦となったダービーに向けた重要プレップレース、ダンテSは評判馬WorldDominationなどを完封し重賞初制覇。
父はストリートクライ。ご存知ゼニヤッタやKダービー馬ストリートセンスを送り出すアメリカの大種牡馬であり、距離も心配ありません。
しかし、今週、一頓挫有ったとの話もあり、万全の状態で出走できるのかが心配なところです。
エリザベス女王の悲願、ダービー制覇はなるのか、今年の最大の注目です。
 
CarltonHouseを追うのは、Aオブライエン勢となるでしょう。

前走ダンテSでCarltonHouseの2着だったSeville。昨年のレーシングポストTではFrankelの2着となっています。
ここまで4戦1勝ながら、2着3回と安定感は抜群。父はガリレオで距離延長はプラスになるでしょう。鞍乗はお馴染みCスミヨン騎手。
強敵たちとの対戦で力を付けて、本番で一発。そんあ事も十分有ると思います。
 
Aオブライエン厩舎ではモンジュー産駒のRecitalも注目の一頭です。昨年のクリテリウムドサンクルーを勝利し、前走は愛ダービートライアルSを制してここに臨んできました。
鞍乗には名手Kファロン。あっさり勝ち切っても全く不思議ではない一頭です。
 
フランス・Aファーブル調教師が送り込んでくるPourMoiも不気味な一頭です。
父モンジュー、母父ダルシャーンと距離が伸びて良さそうな血統構成。前走の勝ち方も良く、名伯楽ファーブル調教師が地元フランスダービーではなくイギリスに渡ってくるのですから、自信が有るのでしょう。
久々のフランス調教馬によるダービー制覇なるかも注目です。
 
英2000GでFrankelの3着だったNativeKhan。距離延長が吉と出れば非常に怖い一頭です。
ゴドルフィンが送り込んでくるOceanWar。昨年のデビュー戦で敗れるも、今年に入り2連勝。前走はリステッドレースながら2馬身1/4差で快勝してここに臨んで来ます。鞍乗は先週来日していたデットーリ騎手。日本ではなく、イギリスでダービー制覇、そんな事も十分有りえるチームです。
 
 
中心馬がおり、ライバルも揃い、非常に多彩なメンバーとなった232回ダービー。2011年のダービー馬はどの馬か、レースが楽しみです。
 

2011/5/1 日曜日

FRANKEL

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 3:20:34

こんにちは。Nearcticです。
 
 
イギリス・ニューマーケット競馬場で行われた2000GuineaStakes。結果はFrankelの圧勝でした。
 
 
Pos   Horse       Dist
1    Frankel
2    Dubawi Gold     6
3    Native Khan    1/2
4    Slim Shadey     11
5    Fury           1/2
 
 
注目のFrankelが2着に6馬身差をつけ圧倒的な内容で快勝しました。

スタート後に飛び出して先頭に立つと、そのまま危なげ無く押し切る圧倒的な強さを見せました。
道中果敢にFrankelを追いかけて2番手につけたCasamentoはFrankelを捕まえるどころか半マイルを通過したあたりで手応えが怪しくなり、結果的には10着惨敗。他馬はFrankelに土を付けるどころか、影すら踏めずにレースを終えることになりました。
このレースの単勝オッズは1.5倍、1970年のニジンスキーを超える低い単勝オッズだそうです。
 
本当に強いです。マイル戦では勝つのは難しいのではないかと思えるくらいです。グリーンチャンネルや競馬場でレース中継があると思います。時間が有る方は是非ご覧下さい。一見の価値有りです。
 
 
次の注目は、Frankelがダービーに向うのか否かです。距離の不安もある為、10F戦のダービートライアルレース、ダンテSを試す事も視野にいれているそうです。距離適正次第で、ダービーに向うか、St.ジェームスパレスSに向うかを決めるようです。個人的には、ダービーでの走りを見たいところですが。
どこに向うにしても、今年はFrankelから目が離せません。
 

2011/4/30 土曜日

2000 Guineas Stakes

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 13:49:24

こんにちは。Nearcticです。
 
 
本日、イギリス・ニューマーケット競馬場でヨーロッパクラシックの開幕を告げる2000GuineaStakesが行われます。
 
 
◆Qipco 2000 Guineas Stakes (The 203rd Running) (Group 1)
No.     Horse         Age   Trainer       Jockey
01 (12)   Broox         3    E J O’Neill    William Buick
02 (10)    Casamento     3    M Al Zarooni  L Dettori
03 (05)  Dubawi Gold     3    R Hannon    R Hughes
04 (01)   Frankel        3    H R A Cecil   T P Queally
05 (04)   Fury           3    W J Haggas   J P Murtagh
06 (07)   Happy Today    3    B J Meehan   Martin Dwyer
07 (08)   Loving Spirit     3    J A R Toller    R Havlin
08 (11)   Native Khan      3    E A L Dunlop  O Peslier
09 (02)   Pathfork        3    Mrs J Harrington F M Berry
10 (13)   Rerouted       3    B W Hills     M Hills
11 (03)   Roderic O’Connor 3   A P O’Brien    R L Moore
12 (09)   Saamidd        3   Saeed bin Suroor M Barzalona
13 (06)   Slim Shadey     3   J S Moore  Luke Morris
 
 
今年の注目は何と言ってもFrankelでしょう。父はガリレオ、母父にデインヒル、生産・所有はカリット・アブドゥラ殿下、H・セシル厩舎所属という間違いの無い超エリート馬です。
昨年はG1デューハストSを含め4戦全勝の成績を残し、カルティエ賞最優秀2歳牡馬に選出。2戦目の一般戦で13馬身、3戦目のG2ロイヤルロッジSでも10馬身差をつける圧勝。今年緒戦となった4月16日のG3グリーナムSも4馬身差を付けて余裕を持って快勝。順調に冬を越えて本番に臨んで来ました。
昨年のレーティングで133と言う素晴らしい評価を受けており、相当の大物との評判です。ここをキッチリと突破するようであれば、今年のヨーロッパ戦線はこの馬を中心に回って行く事になるかもしれません。
 
1倍台の1番人気を推されているFrankelから差を付けられ、5~15倍くらいに2番人気以降の馬がつけています。
その中でも打倒Frankelの最右翼と目されているのがPathforkです。父ディストーテッドヒューモア、母父サドラーズウェルズのアメリカ産馬。母の兄にマイルG1を5勝したスピニングワールドがいる超良血馬です。昨年はG2フューチュリティS、G1ナショナルSの連勝を含む3戦全勝。戦績でもFrankelに負けていません。鞍乗には日本でもお馴染みベリー騎手。大舞台で大仕事をやってのけるかもしれません。
人気の一角に推されているのがRodericO’Connoです。父ガリレオ、母父デインヒルはFrankelと同配合。2歳時はフランスのG1クリテリウムインターナショナルを制しています。しかし、デューハストSではFrankelに2馬身1/4差を付けられ2着。逆にFrankelと2馬身ちょっとの差だけに力が有ると認められ、何かあれば、と言う評価なのでしょうか。冬を越えてその差は縮まっているのか、注目です。
ゴドルフィン&デットーリ騎手のコンビが送り出すCasamentoも人気の一角です。父シャマーダル、母父オールウェイズフェア。昨年のG1レーシングポストTを制しており、ここまで4戦3勝。唯一の敗戦はPathforkの頭差2着となったナショナルSのみ。翌年のダービーを占うレーシングポストT勝ち馬で有り、更に今年からゴドルフィンに移籍して鞍乗にデットーリ騎手を迎えました。冬を越え、ゴドルフィンにによって仕上げられて、デットーリ騎手を配してきた今回は一発が有っても全く不思議じゃ有りません。シャマーダル産駒も結果を出していますし、個人的には最注目の一頭です。
 
Frankelの強さは本物か、Frankelに土を付ける馬がいるのか。いずれにしてもFrankelを中心としたレースで有る事は間違い無さそうです。
 
 
2000Gの季節が来ると、ヨーロッパ競馬も本格的に開始したと思えます。
今年のヨーロッパ競馬はどんなレースを見せてくれるのか。ヴィクトワールピサを始め、日本馬の遠征も予定されていますので、今年は日本馬もヨーロッパ戦線で注目されて行く事でしょう。
 

日本の馬を含めて、強い馬が強い競馬をする、そんなシーズンで有って欲しいと思います。
 
 

2010/10/3 日曜日

Prix De L’arc De Triomphe 2010

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 13:20:11

こんにちは。Nearcticです。
 
 
本日、フランス・ロンシャン競馬場で今年の欧州12F戦線No.1決定戦、凱旋門賞が行われます。
今年はヴィクトワールピサ、ナカヤマフェスタが参戦しており、グリーンチャンネルでLive中継されるなど、日本でも注目度が高い一戦となっています。
簡単にですが、注目馬を紹介したいと思います。
 
例年で有れば出走馬を記載するところですが、今年は20頭と多く、各サイトにも記載されているので割愛させて頂きます。
今年は日本に種牡馬として輸入される事が決まったKジョージⅣ&QES勝ち馬ハービンジャーの引退を受け、混戦ムードとなっています。
特に、KジョージⅣ&QESではハービンジャーが英愛ダービー馬2頭に圧勝しており、3歳馬のレベルを疑問視する声もあってか非常に評価が割れている状態です。
更に、中心となるべき馬に休み明けが多く、混戦に拍車をかけています。
 
混戦の中でも人気に推されているのが地元フランスの3歳馬Behkabadです。
凱旋門賞と同じロンシャンコースで行われるパリ大賞を勝利しており、前哨戦となるニエユ賞も制して臨んできます。父は昨年の勝ち馬SeaTheStarsと同じCapeCross。仏ダービーで4着に負けてはいますが、ここに来ての勢いは十分。昨今では2100mの仏ダービーよりも2400mのパリ大賞の方が重要視される傾向に有ります。アガ・カーン殿下の所有馬で主戦騎手のCルメール騎手が騎乗しています。地元フランスの3歳馬はやはり凱旋門賞に強い傾向にあります。当然、中心の1頭だと思います。
 
そのBehkabadのライバル、パリ大賞、ニエユ賞と続けて2着しているPlanteurも人気の1頭です。
仏ダービーも2着しており、その時にはBehkabadに先着しています。2400mでは勝負付けが済んでいるとも取れる結果ですが、差の無いレースをしているのも確かです。本番で逆転する事は十分に有り得ると思います。
 
このフランス3歳馬2頭は共に古馬と初対決。古馬との力関係次第では2頭のマッチレースも惨敗も有り得るのかもしれません。
 
 
地元フランス3歳勢では牝馬Sarafinaも注目の1頭でしょう。
サンタラリ賞、仏オークスとGⅠ2勝。前走のヴェルメイユ賞では3着に敗れましたが、そこまで4連勝できた牝馬です。一昨年の勝ち馬Zarkavaと同じアガ・カーン殿下の所有馬で同じデュプレ調教師。Zarkavaと比べるのはかわいそうなのかもしれませんが、今年のメンバーなら一発が有っても不思議じゃ有りません。
 
凱旋門賞で圧倒的な実績を残している地元フランスのAファーブル厩舎が今年送り込んで来た2頭も注目する必要があるでしょう。
1頭はフランスの2000G、ダービー共に制し2冠を達成したLopeDeVega。
距離適正を考慮し、パリ大賞などには進まず、ダービー以降はマイル戦線に歩を進めますが、そこでは良い結果が出ず、ここに来ての2400m戦出走となりました。それもいきなり凱旋門賞へ。厳しいレースになるとは思いますが、2冠を制するポテンシャルが有るのは確かで距離をこなしてしまえば怖い1頭でもあります。
 
もう1頭が古馬牝馬Plumania。
今年のサンクルー大賞ではYoumzainなど牡馬を相手に勝利を挙げ、前走はヴェルメイユ賞で2着に来ています。牝馬も好走する凱旋門賞だけに軽視は出来ない1頭です。
 
フランス調教馬以外で注目と言えばやはりAオブライエン厩舎勢でしょう。
その1頭、FameAndGloryは人気の一角となっています。
昨年の愛ダービー馬で凱旋門賞は6着。SeaTheStarsには全く歯が立たなかった印象ですが、今年に入りタタソールズGCやコロネーションCなどGⅠ2勝を含め4連勝中です。古馬では実績No.1と言えます。しかし、今回は8月のGⅡ戦以来の出走となります。今年初戦も敗れており、休み明けに不安が有ります。本来の力が出せるかが重要な1頭と言えるでしょう。
 
今年の愛ダービー馬CapeBlancoもAオブライエン厩舎よりエントリー。
仏ダービーでは10着に敗れ、KジョージⅣ&QESではハービンジャーに11馬身差をつけられた2着。しかし前走の愛チャンピオンSでは古馬勢を破り勝利を挙げています。距離不安説も囁かれますが、父がガリレオである事を考えればこなしても全く不思議じゃ有りません。更に、今回の鞍乗はCスミヨン騎手。凱旋門賞を知り尽くすスミヨン騎手が勝利に導いても全く不思議じゃない1頭です。
 
今年の英ダービー馬Workforceも参戦してきました。
KジョージⅣ&QESではハービンジャーに17馬身も離され5着に敗れ、それ以来の出走となるのが不安材料ですが、ダービーのパフォーマンスは圧巻でした。その力が発揮できるかが注目です。
 
凱旋門賞3年連続2着のYoumzain、昨年のパリ大賞、ニエユ賞勝ち馬で昨年の凱旋門賞3着のCavalryman、前哨戦のフォア賞を制しているDuncanなど伏兵というには失礼なメンバーも多彩です。
 
 
今年は英愛仏のダービー馬が全て出走し、パリ大賞勝ち馬や仏オークス勝ち馬も出走してくるなど、3歳馬は多彩。
古馬の大エースが引退してしまいましたが、それでも十分な実績を誇る馬達が出走してきています。
そして、日本馬も3歳馬、古馬と2頭出走しています。大混戦の多頭数の一戦だけに何が有るか解りません。日本馬にもチャンスが有ると思います。
 
 
今日のロンシャン競馬場で新たなスターが誕生するはずです。Live中継もありますし、世界の競馬を満喫したいと思います。
 
 

2010/9/4 土曜日

Irish Champion Stakes

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 12:25:36

こんにちは。Nearcticです。
 
 
本日、アイルランド・レパーズタウン競馬場でアイリッシュ・チャンピオンSが行われます。
昨年のSeaTheStars、3年前のDylanThomasがこのレースを勝ち、その後の凱旋門賞を制しており、GⅠのタイトルを争うと共に、この秋の欧州競馬を占う意味でも非常に重要なレースとなっています。
 
今年のこのレースは6頭立て。
3頭が3歳馬、3頭が古馬と言う組み合わせになっています。
 
◇Irish Champion Stakes (group 1)
<No>  <Horse>             <Age>   <Jockey>
1(2)    Famous Name       5          P J Smullen
2(6)    Rip Van Winkle      4           J P Murtagh
3(4)    Twice Over            5           T P Queally
4(3)    Beethoven            3            J P O’Brien
5(1)    Cape Blanco         3           J A Heffernan
6(5)    Sea Lord               3           K Fallon
 
 
6頭中3頭を送り込んで来たのがAオブライエン調教師。その中でも、古馬ではRipVanWinkleが中心でしょう。
昨年はサセックスS、QEⅡSとマイルGⅠを2勝。10FのエクリプスSではSeaTheStarsの1馬身差2着に来ています。今年に入ってもサセックスSで首差2着し、前走の英インターナショナルSを制してこのレースに臨みます。現欧州の中でも有力馬の1頭に挙げられ、このレースでも中心になる1頭です。

  

Aオブライエン厩舎の3歳馬代表はCapeBlancoでしょう。

今年の愛ダービー馬で、前走のKジョージⅣ&QESではHarbingerの2着。仏ダービーでこそ10着に敗れていますが、ダンテSやKジョージⅣ&QESで英ダービー馬Workforceに先着しており、今年の欧州3歳世代の12F戦線ではNo.1を争う1頭です。KジョージⅣ&QESではHarbingerに11馬身もの差をつけられており、古馬勢との力差が見所となるのでしょうか。
Harbingerには大差で敗れていますが、凱旋門賞3年連続2着馬Youmzainには先着していますので、十分通用すると思います。
 
Aオブライエン厩舎以外での注目馬は、Hセシル調教師のTwiceOver。
昨年の英チャンピオンS勝ち馬で、今年は初戦のドバイWCこそ10着に沈みましたが、プリンスオブウェールズSで2着、エクリプスSに勝利、英インターナショナルSでRipVanWinkleの半馬身差2着と安定した成績を残しています。RipVanWinkleとの力関係も差は無く、ここでも好戦必死でしょう。
Aオブライエン勢の地元アイルランドで英国調教馬が一泡吹かせることが出来るか、注目です。
 
 
今年のメンバーでは、RipVanWinkleとTwiceOverが8~10Fを主戦場としており、凱旋門賞には向かわないでしょう。この後はQEⅡSや英チャンピオンS、BCなどが目標となると思います。
凱旋門賞に向かうとすれば3歳馬CapeBlanco。3歳のCapeBlancoが歴戦の古馬を破る様な事になれば、凱旋門賞への展望も広がります。

 
世代の力や各路線の力など、見所の多いレースとなりそうです。
 
 

2010/6/6 日曜日

231th Derby Stakes

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 3:53:40

こんにちは。Nearcticです。
 
 
先程、注目の英国ダービーが行われました。
 
昨年よりダービーAntePostで1番人気に推され続けていたStNicholasAbbeyが直前で回避。代わって人気になったのが同じAオブライエン厩舎のJanVermeerでした。通算4戦3勝、昨年のGⅠクリテリウム・アンテルナシオナルを制し、今年初戦となったガリニュールSを制してダービーに臨んできました。
ゴドルフィンが送り込んで来たRewilding。ここまで4戦2勝、2着2回。姉には今年のドバイ・シーマクラシックを制したDarReMiがおり、ダービー登録が無かったため、追加登録料を支払って挑んできました。
Aオブライエンが送り込んで来た2頭目の有力馬、MidasTouchは前走、アイルランドのダービートライアルSを制しての出走。
Mスタウト厩舎のエースはWorkforce。昨年9月のデビュー戦を6馬身差の圧勝。2戦目のなった前走ダンテSでは2着に敗れるもキャリアを考えれば期待十分の結果。大物との評判も有り、デビュー3戦目のダービー制覇が期待されます。
Hセシル厩舎のBulletTrainも有力馬の1頭。通算3戦2勝、前走はダービートライアルSを制しています。
 
そんな有力馬を含め12頭が出走した231回目を迎えた2010年のDarby Stakes。以下の様な結果でした。
 
◇Investec Derby (group 1)
    Horse      Dist.     Jockey               
 1.Workforce         R L Moore
 2.At First Sight   7    J A Heffernan
 3.Rewilding     1/2  L Dettori
 4.Jan Vermeer   4    J P Murtagh
 5.Midas Touch   hd   C O’Donoghue
 
 
結果はWorkforceが7馬身の大差を付けて快勝。デビュー3戦目でダービーを制する事となりました。
道中は7~8番手、中段を追走。最終コーナーは人気のJanVermeerと並んで進み、直線を向きます。直線を向くと目の前がWinningRordといわんばかりにポッカリと開き、一気に脚を伸ばします。直線では逃げたAtFirstSightをあっさり捕えて快勝。
運も味方した感が有りましたが、それでも最後の脚は素晴しく、7馬身差は内容的にも圧勝で有ったと思います。
Workforceの父はKing’sBest。先日の日本ダービーを制したエイシンフラッシュと同様で、King’s Best産駒が英日ダービー同年制覇となりました。今年の秋、King’s Best産駒のダービー馬2頭が欧州の舞台で雌雄を決する戦いをしてくれたら嬉しい事ですね。

2着にはAオブライエン厩舎のAtFirstSightが入りました。この馬はオブライエン厩舎が送り込んで来たペースメーカーと目されていました。実際”ラビット”だったのでしょうが、それが2着に粘ってしまうのですから、ラビットとは言えオブライエン厩舎は素晴しい馬が揃っていると言う事なのでしょうね。
3着にはゴドルフィンのRewilding。直線を向いたときに前が壁になり、一気に内に進路を変えざるを得なくなり、前が開いた時にはWorkforceははるか前。最後の脚は見所が有っただけに、少しもったいなかった気もします。スムーズなら2着は十分有ったでしょうし、もう少し面白いレースが出来ていたかもしれません。
4着に人気のJanVermeer。直線入り口では勝ち馬Workforceとほぼ同じ位置にいましたが、前が開いたWorkforceとは違い、少し前が塞がれていました。それでも、Workforceの真後ろから脚を伸ばしながらも突き放されていますので、内容的には完敗でしょう。
 
3戦目でのダービー勝利は昨年のSerTheStarsほどでは無いものの、最強馬誕生の可能性を感じさせるレースとなりました。
前走ダンテSではAオブライエン厩舎のCapeBlancoに敗れています。そのCapeBlancoは4戦4勝で仏ダービーに向かうとの情報も有ります。このまま行けば、強い英ダービー馬と仏ダービー馬が誕生するのかもしれません。そうなれば、楽しみが広がります。もちろん、RewildingやJanVermeerの逆襲も十分に有り得るでしょう。
 
今年の欧州戦線は始まったばかり。これからが楽しみです。
 

2010/5/23 日曜日

愛馬大活躍

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 21:41:51

こんにちは。Nearcticです。
 
 
今週末、ネアルコメンバーの愛馬が4頭出走し、2勝を挙げる活躍をしてくれました。
 
最初に出走したのがバイラオーラ。5月22日(土)の新潟6R、ダート1200mの牝馬限定500万条件に出走しました。
2月14日以来、3ヶ月ぶりの出走でしたが馬体重は前走から変りなし。500万で勝ち負けをしてきている実績を評価されてか2番人気となりました。

 

  100522bailaora.JPG

 

運も味方し抜群のスタートを切ると、1頭を先に行かせて2番手を追走。4コーナーまで手応え良く進み、コーナーでもたれる姿を見せはしましたが、直線を向くと持ったままで前の馬をかわし、追い出すと一気に後続を突き放して最後は流して7馬身差の快勝。このクラスではスピード能力上位と言うところを見せ付けてくれました。
デビュー戦以来、約2年ぶりの勝利で2勝目。通算11戦2勝となりました。
私もバイラオーラのデビュー戦以来、久々の口取りをさせてもらいました。
 
ネアルコメンバーとしても、今年初勝利なりました。去年も5月末が初勝利でしたが、今年もこの時期に。ここから勢いに乗って行きたいところです。
 
 
その勢いにのり、2頭目の出走は5月23日(日)の東京1R、ダート1400mの牝馬限定3歳未勝利戦。デビュー戦となったスペシャルグルーヴです。
祖母がエアグルーヴ、曾祖母がダイナカールとオークス縁の血統の超良血馬。そのスペシャルグルーヴがオークス当日にデビューすると言う事にも縁を感じました。
 

 100523specialgroove.JPG

 

レースはスタートで少し後手を踏み、更に追走に手惑い、大きく離れた最後方を追走。鞍乗が手綱を動かし、道中は競馬場のターフビジョンに映る事無く、東京競馬場の誇る巨大なビジョンで何とか位置が確認できるくらいの状態でした。
デビュー戦ですし、こんなこもと有るだろうと半分諦めかけている中、直線を向くと、一気に大外に持ち出し、末脚を伸ばし始めます。エンジンが掛かり出すと、そのスピードは目を見張るものが有り、最後方からメンバー最速の末脚を繰り出して9頭の馬を抜き去り、1着と1秒差まで詰めてゴール。経験馬相手に見せ場タップリの内容で7着でした。
誰もが見て解るくらいに脚元に不安がある仔で、デビュー出来るか心配でした。ここまで、競馬場まで、デビュー戦まで漕ぎ付けてくれた事が一番嬉しいことです。そして、こんなに見事な末脚を披露してくれるとは・・・この牝系の偉大さを感じ、涙が出る思いでした。
この後、脚元に何事も無く、次走に迎えることを心から願うばかりです。
 
 
3頭目の出走は同じく東京競馬場、5Rの芝2000m3歳未勝利にグロッタアズーラが出走。
デビュー戦以来、約半年ぶりの出走でしたが、デビュー戦で見せた33秒9の強烈な末脚の印象が強かったせいか、ここでも4番人気に推されていました。

 

 100523grottaazzurra.JPG
 
レースは前走とは異なり、先行する形をとり、4番手を追走。楽な手応えで直線に向き、鞍乗の追い出しに応えて末脚を伸ばします。
最後までしっかりと脚を伸ばすものの、前の1頭とを捕えきれず、外から来た1頭に差され、タイム差無し、首+頭差の3着でした。
非常に惜しいレースでしたが、半年振りの実戦だと考えると非常に良い内容だったと思います。叩いた上積みも見込めるでしょうし、次こそは初勝利を期待したいところです。
 
 
そして4頭目は新潟8R、ダート1200m500万条件に出走したコロナループ。
5月8日から中1週の出走となり、前走も同条件で2着に来ている実績もある事から差の無い2番人気に推されての出走でした。
レースはスムーズなスタートを切ると、気合を付けて積極的に先頭に立ちます。そのままレースを進め先頭のまま直線へ。直線に入り追い出すと、徐々に後続を突き放していきました。最後は3/4馬身まで詰め寄られましたが、内容的には完勝で見事2勝目を挙げました。
昨年9月以来の2勝目で、通算は9戦2勝。2着も3度有り、連対率は50%を超えています。まだ4歳馬ですし、これから本当に楽しみになってきました。
降級があり、次走も500万出走となる可能性が高い状況です。ここは連勝と行きたいところです。
 
 
今週末の4頭の出走で2勝を挙げ、その他の2頭も見せ場たっぷりの内容で次につながるレースでした。いよいよネアルコメンバーの愛馬達にも勢いが出てきた感じがします。
2歳馬のデビュー時期も近づいていますし、これからが本当に楽しみになってきました。
 

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