2010/5/1 土曜日

136th Kentucky Derby

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 1:08:17

こんにちは。Nearcticです。
 
 
現地時間5月1日18時24分、日本時間では5月2日朝、アメリカ・ケンタッキー州チャーチルダウンズ競馬場で136回を迎える伝統のケンタッキーダービーが行われます。
ご存知の通り、アメリカTripleCrownの初戦にして、最も権威のあるレースです。今年は以下の20頭が出走します。
 
 
◇Kentucky Derby Presented by Yum! Brands
Post Horse
1   Lookin At Lucky
2   Ice Box
3   Noble’s Promise
4   Super Saver
5   Line of David
6   Stately Victor
7   American Lion
8   Dean’s Kitten
9   Make Music for Me
10  Paddy O’Prado
11  Devil May Care
12  Conveyance
13  Jackson Bend
14  Mission Impazible
15  Discreetly Mine
16  Awesome Act
17  Dublin
18  Backtalk
19  Homeboykris
20  Sidney’s Candy
 
 
ファンテンオブユースを8馬身半、ウッドメモリアルSを9馬身3/4と圧倒的な強さで連勝し、大本命と目されていたEskendereyaが脚部不安で回避。

直前で本命が不在となった今年のKダービーで1番人気になりそうなのがLookinAtLuckyです。
BCジュヴェナイルで2着。AWのGⅠを3勝しており、初ダートとなったレヴェルSも頭差とは言え勝利しています。前走のサンタアニタダービーでは内に包まれ敗戦を喫し、多少評価を落としていましたが、実力は間違いなし。Eskendereya不在の今回は人気になるでしょう。ダートで1戦しかしていない事が心配材料でしょうか。
そのLookinAtLuckyをサンタアニタダービーで破ったSidney’sCandyが相手筆頭でしょうか。決して有利とは言えない大外枠に入り、また初ダート挑戦と懸念材料も多いですが、今年に入りサンタアニタで重賞3連勝と勢いは十分、一発が有っても不思議じゃ有りません。
牝馬ながらにダービーに挑戦してきたDevilMayCareも注目したい1頭です。大本命が不在となり、どの馬にも不安が有る状況ではチャンスも十分有るのでは無いかと思います。WinningColors以来の牝馬によるKダービー制覇も有るかもしれません。
前走アーカンソーダービーを制しているLine of David、ルイジアナダービーを勝ってきたMissionImpazibleも候補でしょう。Eskendereya相手に2戦連続大差の2着だったJacksonBendもEskendereyaが圧倒的に力が抜けていたりしたら可能性があるのでは無いかと思います。
 
混戦ムードの136回ケンタッキーダービー、今年のアメリカ競馬を占う重要な一戦である事は間違いなく、目が離せない戦いです。
 
 
 
イギリスでもクラシック第一弾2000GuineasStakesが行われます。
こちらは大本命が出走しています。昨年の勝ち馬で近年でも最強と言われているSeaTheStarsクラスかもしれないと言われているStNicholasAbbeyがその馬です。
昨年のレーシングポストトロフィを制して3戦3勝とし、今年初戦をこのレースで迎えます。1600mの2000Guineasはダービーと直結しない事が最近は多いのですが、今年は違うかもしれません。今年も、ですね。
StNicholasAbbeyの父はモンジュー。距離が伸びても間違いなく大丈夫な血統背景です。ここと制する事になれば2年連続の2冠馬誕生の可能性が高くなるのではないでしょうか。
 
その走りに注目して下さい。
 

2010/3/26 金曜日

Dubai Meeting 2010

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 0:54:29

こんにちは。Nearcticです。
 
 
今年の世界競馬の開幕を告げるドバイ・ワールドカップが今週末に開催されます。その中でも、強豪が揃い、日本の期待馬が挑戦する2レースについて紹介したいと思います。
 
 
まずは、賞金総額1000万ドルを誇るメインレース、ドバイワールドカップ。今年の出走馬は以下の14頭となりました。
 
◇Dubai World Cup
(No)   (Horse)                    (Jockey)
1.   Allybar                      Ahmed Ajtebi
2.   Gitano Hernando       K Fallon
3.   Red Desire                C Soumillon
4.   Gio Ponti                   R A Dominguez
5.   Gloria De Campeao   T Pereira
6.   Vision D’etat             O Peslier
7.   Lizard’s Desire          K Shea
8.   Furthest Land           J R Leparoux
9.   Crowded House        J Velazquez
10. Richard’s Kid            G Gomez
11. Twice Over               T P Queally
12. Mastery                    L Dettori
13. Mr Brock                  R L Moore
14. Amor De Pobre         A Gryder
 
 
世界的な実力馬が揃う一戦となりました。その中でも実績No.1は一昨年のフランスダービー馬VisionD’etatでしょう。
父は日本に輸入され、ダイワスカーレットのお相手にも選ばれたチチカステナンゴ。一昨年は無敗でフランスダービーを制し、秋もニエユ賞を制して凱旋門賞に出走し5着。昨年もフランスのガネー賞、イギリスのプリンスオブウェールズS、香港の香港Cと世界をまたにかけ、GⅠを3勝しています。2000~2100mに良績を残しており、今回も適距離と言えます。
不安は昨年の香港C以来今年初出走になる事、更に初となるAWの馬場でしょう。芝馬に向いていると言われるメイダンのAWトラックをこなせば最有力の1頭といえます。
 
VisionD’etatと同様GⅠを4勝しているGioPontiも実績面では見劣りません。
昨年3月、GⅠフランクE.キルローマイルHを制してからアメリカ芝GⅠを4連勝。秋にはAWで行われたBCクラシックに出走し、女傑Zenyattaの2着。今年2月にレースを使っていることも強みです。
実績とAWトラックの経験値を加味すれば、勝利に最も近い位置にいると言える存在です。
 
TwiceOverも実績は十分です。昨年の英チャンピオンSを制し、BCクラシックでも3着。ヨーロッパではStジェームスパレスSやロッキンジSなどマイル戦線でも好走しており、スピードは十分です。ここをあっさり制しても全く不思議ではない、間違いない有力馬です。
イギリス調教馬でありながら、サンタアニタAWのGⅠグッドウッドSを制しているGitanoHernandoも有力馬の1頭でしょう。8戦して5勝、2着2回、着外に敗れたのはデビュー戦のみ。AWでは4戦して全勝です。成長力も見込める明け4歳馬であり、侮れない1頭です。
 
ゴドルフィンが送り込んでくるのが昨年の英セントレジャーS勝ち馬Masteryです。父がスラマニで、セントレジャー制覇やBCマラソン3着など、ステイヤー色が強い印象は否めません。2000mが適しているかと言われれば疑問は残りますが、メイダン競馬場で始めて開催されるドバイWCとなれば、ゴドルフィンとしても是が非でも勝利が欲しいでしょう。懸念材料も多い馬ですが、怖い存在でも有ります。
昨年の2着馬GloriaDeCampeao、AWのGⅠパシフィッククラシック勝ち馬Richard’sKid など有力馬はまだまだいます。
 
そんな強豪に挑むのがプレップレース、マクトゥームチャレンジR3を制したレッドディザイアです。
前走の走りを見れば、メイダンのAWトラックがピタリと嵌っている感が有ります。今年初戦を使った上積みも見込めるでしょう。日本馬によるドバイWC制覇と言う偉業も夢では無いと思います。是非とも頑張ってもらいたいです。
 
 
 
続いて、こちらも競合揃いのドバイ・シーマクラシック。出走頭数がそろい、以下の16頭がゲートインします。
 
◇Dubai Sheema Classic
(No)   (Horse)                    (Jockey)
1.   Jukebox Jury            R Ffrench
2.   Eastern Anthem       Ahmed Ajtebi
3.   Anmar                     R Hills
4.   Pan River                 S Kaya
5.   Quijano                    A Starke
6.   Pompeyano              R Mullen
7.   Youmzain                K Fallon
8.   Golden Sword          C Soumillon
9.   Presious Passion     Elvis Trujillo
10. Buena Vista             O Peslier
11. Deem                      Julien Leparoux
12. Mourilyan                 K Shea
13. Spanish Moon          R L Moore
14. Dar Re Mi                 William Buick
15. Campanologist         T E Durcan
16. Cavalryman              L Dettori
 
 
どの馬から紹介して良いか迷いますが、まずは”凱旋門賞組”から紹介しましょう。
昨年の凱旋門賞2着馬で、3年連続凱旋門賞2着と言う素晴しい実績を残しているYoumzainが今年も出走。ドバイ・シーマクラシックも3年連続の出走となりますが、過去は3着、4着。さて今年は?
昨年の凱旋門賞3着馬がCavalryman。ゴドルフィン所属の地元期待馬です。GⅠパリ大賞を制し、ニエユ賞も勝利。実績は十分です。今年初戦となるマクトゥームチャレンジR3では7着に敗れましたが、使った上積みは十分でしょう。最有力候補に挙げられる1頭です。
更に昨年の凱旋門賞5着馬Dar Re Miもエントリー。昨年はアイルランドで牝馬GⅠを2勝。BCターフで3着に来るなど牡馬相手でも互角に戦えています。牝馬の活躍が目立つ昨今ですし、一発も十分有り得るでしょう。

 

続いて昨年の”シーマクラシック組”です。
昨年の勝ち馬EasternAnthemは連覇を狙い今年も出走。昨年のドバイの後はヨーロッパに渡り、ドイツでGⅠを2戦連続2着するなど力は見せています。得意のドバイで1年ぶりの勝利を目指します。
昨年の2着馬SpanishMoonはドバイ以降の実績ではEasternAnthem以上。ヨーロッパでサンクルー大賞を制し、BCターフ4着、香港ヴァーズ2着と世界を舞台に好走を続けています。ドバイ実績もあり、注目の1頭です。
 
その他の組にも、BCターフ2着馬PresiousPassion、愛ダービー2着馬GoldenSword、オイロパ賞勝ち馬JukeboxJuryなど、世界の芝戦線で活躍する馬が多数。質・量共に素晴しいメンバーが揃った一戦となりました。
 
そんな世界の馬達に挑むのが日本の女傑ブエナビスタです。初の海外遠征で不安も有りますが、力を出し切れれば勝ち負けする事も十分可能な位置にいると思います。あの末脚で世界の強豪をなで切る姿を見せて欲しいと願っています。
 
 
 
この2レース以外にも楽しみなレースが多いドバイミーティング。どんなレースを見せてくれるのか、どんな結果が待っているのか、週末が本当に楽しみです。

今年もグリーンチャンネルで衛星中継をしてくれるので、Liveで見る事が出来ます。日本馬達が世界を相手に好結果を残してくれる事を願いつつ、世界の競馬を堪能したいと思います。
 
 
 

2009/10/5 月曜日

Prix De L’arc De Triomphe 2009 Result

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 23:48:27

こんにちは。Nearcticです。
 
 
フランス・ロンシャン競馬場で行われた欧州競馬12F戦線の総決算、凱旋門賞。
結果は大本命のSeaTheStarsが快勝。今年の欧州最強の地位を確実なものとすると共に、欧州競馬史に名を残す結果となりました。
 
 
◇Qatar Prix De L’arc De Triomphe (group 1)
1.Sea The Stars
2.Youmzain     2
3.Cavalryman    hd
4.Conduit        hd
5.Dar Re Mi      1
 
 
レースは中段内目を追走したSeaTheStarsが直線に向くと、馬群を突き破り、素晴しい末脚を披露してYoumzain以下に2馬身の差をつけゴール。馬群に包まれ、位置取りも多頭数の中でいつも以上に後で、決して楽なレース展開では無かったと思います。初コースもレース展開も関係なく、圧倒的な強さで他馬をねじ伏せて見せました。驚くべき強さでした。
 
勝利を挙げたSeaTheStarsについてはもう説明不要でしょう。今回の勝利で英2000GからGⅠを6連勝。1600m、2000m、2400mと3つの距離のGⅠを、イギリス、アイルランド、フランスと3ヶ国にまたがり、6つの異なる競馬場での連勝。凄いとしか言い様がありません。英2冠馬が凱旋門賞を制したのは史上初だそうです。この勝利で歴史的な名馬に名を連ねる事は間違いないでしょう。シーバードやリボー、ダンシングブレーヴと言った欧州競馬史に名を残す名馬と共に今後は語られる様になるのではないでしょうか。
 
凱旋門賞から一夜明け、SeaTheStarsは無事に自厩舎のあるアイルランドに戻ったとの事です。今後の予定についてはまだ未定との事ですが、BCへ出走する可能性も否定してはいません。あくまで状態次第ではあるとの事ですが。5月2日の英2000Gから1ヶ月毎に1走のペースで6戦しています。疲れも溜まっていることでしょう。これだけの名馬となると無理はさせないと思います。しかし、個人的にはBCへ、それもクラシックへ出走する姿も見たいと思ってしまいます。これだけの名馬はこの先何十年も誕生しないのでは無いかと思えるだけに、もっと見ていたいと言う気持ちになります。
次走は未定との事ですが、年内引退の方向は既定路線の様です。もう1戦、強いSeaTheStarsが見たいものです。
 
 
SeaTheStars以外の馬についても少し触れておきます。

2着Youmzainは3年連続の凱旋門賞2着。これもまた凄い記録です。一昨年はDylanThomas、昨年はZarkava、そして今年のSeaTheStars。DylanThomasとSeaTheStarsはGⅠ6勝、ZarkavaはGⅠ5勝の名馬達です。相手が悪かった、運が無かったと思うしかない面々です。そう言う意味では、Youmzainも間違いなく強い馬だと言う事でしょう。
 
3着には地元フランスの3歳馬Cavalrymanが入りました。SeaTheStarsは別格としても、6着の愛ダービー馬FameAndGloryには先着しており、3歳世代の中でも上位の力がある事を証明したと思います。7月のパリ大賞で初GⅠを制した馬で、今年後半から力をつけてきた感が有ります。来年以降も現役を続けるので有れば非常に楽しみな存在です。
 
DarReMiが牝馬最先着の5着。前走の鬱憤を晴らしStacelitaに1馬身半先着しました。今年の欧州最強牝馬はDarReMiと言えるかもしれません。
昨年のZarkavaに続く無敗の3歳牝馬による凱旋門賞制覇を狙ったStacelitaは7着。初黒星を喫する事になりました。Stacelitaにとっては主戦のルメール騎手が落馬負傷により乗り変る不運も有り、満足行く結果では無かったでしょう。今後の事は解りませんが、是非もう一度牡馬に挑戦して欲しいところです。
 
  
2009年欧州競馬12F戦線フィナーレを飾る凱旋門賞は歴史的な名馬を誕生させ、記憶にも記録にも残るレースになりました。
今シーズンの年欧州競馬も残りわずか。来年のダービーに向けた2歳戦も始まっています。SeaTheStarsに続くような名馬が来年も誕生する事を期待したいです。
 
 

2009/10/3 土曜日

Prix De L’arc De Triomphe 2009

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 22:42:52

こんにちは。Nearcticです。
 
 
10月4日、フランス・ロンシャン競馬場で欧州競馬12F戦線の総決算、凱旋門賞が行われます。
今年の最終登録は19頭。バゴが勝った2004年以来の多頭数となりました。
注目馬を何頭か紹介したいと思います。
 
 
◇Qatar Prix De L’arc De Triomphe (group 1)
 No.  Horse         Trainer          Jockey
1(1)     Youmzain           M R Channon           S M Levey
2(12)   Conduit              Sir Michael Stoute    R L Moore
3(9)     Vision D’Etat       E Libaud                  O Peslier
4(17)   Magadan             E Lellouche              A Crastus
5(18)   The Bogberry      A de Royer Dupre    M Kappushev
6(7)     Steele Tango      R A Teal                   D Holland
7(3)     Getaway            J Hirschberger          S Pasquier
8(13)   Tullamore           Z Koplik                   V Janacek
9(4)     Hot Six               G Duarte                  T Pereira
10(2)   Dar Re Mi           J H M Gosden           J Fortune
11(11) Tangaspeed        R Laplanche            I Mendizabal
12(8)   La Boum             Rob collet                T Jarnet
13(15) Beheshtam          A de Royer Dupre    G Mosse
14(14) Set Sail                A P O’Brien             S M Levey
15(10) Fame And Glory   A P O’Brien             J P Murtagh
16(19) Cavalryman         A Fabre                   L Dettori
17(5)   Grand Ducal        A P O’Brien             P J Smullen
18(6)   Sea The Stars     J M Oxx                   M J Kinane
19(16) Stacelita             J C Rouget              C P Lemaire
 
 
 
最初に紹介するのはこの馬を置いて他はいないでしょう。今年の欧州最強馬、SeaTheStarsです。以前より何度も書いていますが、今年のイギリス2冠馬で、エクリプスS、インターナショナルS、愛チャンピオンSを連勝中。今年はGⅠ5連勝中と素晴しい結果を残しています。
母UrbanSea も凱旋門賞馬。兄Galileoとの英ダービー兄弟制覇に続いて、凱旋門賞母子制覇を狙います。実績、実力を見えれば間違いなくNo1でしょう。心配が有るとすれば、初のフランス遠征、初のロンシャンコースです。エプソム競馬場で12F戦を快勝しているだけに十分に対応可能だとは思いますが、アウェーである事は間違い有りません。
英ダービーと凱旋門賞を同年で制覇するとなると2000年のSinndar以来、21世紀初の快挙となります。英2冠馬による凱旋門賞制覇となるといつ以来か、過去にいたのかも解りません。勝利した時には情報が出てくるでしょう。アウェーの逆境を跳ね除け歴史的な名馬誕生となるか、最大の注目です。
 
SeaTheStarsの最大のライバルは2度対戦し、2度とも2着に敗れているFameAndGloryでしょう。SeaTheStarsと同じ3歳馬。世代の頂点としては勝負付けが済んだ感が有りますが、コースが変れば逆転の可能性も十分に有ると思います。Aオブライエン調教師としては絶対に勝ちたい相手でしょう。3度目の正直となるか。
 
同じく3歳牡馬Cavalrymanもライバルの1頭でしょう。何と言っても地元フランス調教馬。同じ舞台で行われたパリ大賞、ニエユ賞を快勝しており、コース実績も十分。調教師は凱旋門賞に強いAファーブル調教師。ゴドルフィンの所有馬で鞍乗にはデットーリ騎手。大舞台で結果を出せる組合せです。SeaTheStarsとの直接対決も無く、最大の惑星となるかもしれません。
 
3歳牝馬での注目は6戦全勝の仏オークス馬Stacelitaでしょう。こちらも地元フランス馬で、ロンシャン競馬場ではサンタラリ賞、ヴェルメイユ賞と2度レース経験が有ります。前走は疑問の残る内容でしたが、前哨戦としては及第点とも言えるでしょう。昨年のZarkavaに続き2年連続での3歳牝馬の勝利となるか。牝馬も結果を出しているレースだけに侮れない1頭です。
 
古馬のエースはConduitとなるでしょう。今年のKジョージⅣ&QES勝ち馬。昨年のBCターフやセントレジャーを勝つなど12F以上の距離では部類の強さを発揮するステイヤーです。父Dalakhaniも凱旋門賞馬で親子制覇を狙います。斤量の関係で3歳馬が強いと言われる凱旋門賞ですが、古馬の勝利も少なく有りません。注目の1頭である事は間違いないでしょう。
 
古馬牝馬でも注目の1頭が。前走、ヴェルメイユ賞でStacelitaに先着しているDarReMiです。ヴェルメイユ賞は残念な降着となり、オーナーは『2度とフランスでは出走しない』と公言していましたが、凱旋門賞にエントリーしてきました。前々走のヨークシャーオークスでは英愛オークス馬Sariskaを破り勝利しており、仏オークス馬Stacerilaに先着している事で今年の英愛仏オークス馬を撃破している事になります。昨年のヴェルメイユ賞では後の凱旋門賞馬Zarkavaの2着。それ以降更に力をつけている感も有ります。もしかすると一発が有るかもしれません。
 
昨年の仏ダービー馬でプリンスオブウェールズSなどを制しているVision D’Etat。2連連続凱旋門賞2着のYoumzain。バーデン大賞を制して臨んでくるGetawayなど、凱旋門賞経験のある有力古馬もにもいます。SeaTheStarsにとっては簡単なレースで無いでしょう。
 
 
 
日本時間では10月4日の23時15分頃の発走となります。あと24時間ほど。有力馬達による包囲網を突破し、SeaTheStarsが歴史に名を刻むのか。どんな歴史が競馬史に書き加えられるのか、本当に楽しみです。 
 
  

2009/9/28 月曜日

コロナループ 初勝利

Filed under: 子供の運動会 — saka @ 0:08:26

土曜の新潟競馬場5R、ダート1200m3歳未勝利戦で愛馬コロナループが見事初勝利を挙げ、未勝利を突破してくれました。
 
まずますのスタートから押して先頭へ。3馬身のリードで3~4コーナーへと進み、後続の他馬が早くから手を動かしている中余裕を持ったまま直線へ向くとさらに突き放し、セーフティリードを保ったまま3馬身差で逃げ切っての快勝でした。
 
新馬戦で1番人気になりながらも惨敗した後、ダートに変えて好走しながらもなかなか勝てず、正直このまま勝てないまま終わってしまうかもと思っておりましたが、最後のチャンスをものにしてくれました。
 
実況で「スピードにモノを言わせて15番のコロナループ圧巻の逃げ切り勝ちです。」と言っていましたが、能力的には上のクラスに行っても十分通用すると思いますので今後が楽しみです。
 
喉やトモの状態があまり良くなかったようでこの後は放牧に出されるようですが、まずはしっかりとケアして欲しいと思います。
 
期待している2歳馬ももうすぐ入厩というところまで来ていますし、秋競馬も始まり、ネアルコメンバーの愛馬達も戻ってきているので、これからの活躍を楽しみにしたいと思います。

2009/9/14 月曜日

Meeting the 13 Sep 2009 in LONGCHAMP Result

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 23:12:44

こんにちは。Nearcticです。
 
 
日曜日のロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞を占う重要プレップレース。3つのカテゴリーで行われたレースは、本番に向けて期待と不安が膨らむレースとなりました。
 
 
◇QATAR PRIX VERMEILLE  (GROUP 1)
1.Stacelita
2.Plumania
3.Board Meeting 
4.Soberania  
5.Dar Re Mi

 
4Rに組まれたGⅠヴェルメイユ賞。勝利を挙げたのは注目の仏オークス馬Stacelitaでした。連勝を6に伸ばし、昨年のZarkavaと同様、無敗のまま凱旋門賞へ向かう事となりました。
残念ながら、その内容はすっきりとしない部分も残るものとなりました。結果として勝利したのはStacelitaでしたが、1位入線したのはDarReMiであり、その降着により勝利を挙げた形となった為です。もちろん、降着であっても勝利は勝利です。しかし、その降着について物議をかもしているようなのです。
レース映像を見ましたが、側面からの映像では、どのシーンが降着の対象となったのか私には解りませんでした。DarReMi側からはその裁定に異論が出ています。更に、ブックメーカーの中には、今回の決定が厳しすぎるものとして、顧客保護の観点からもDarReMiについても払い戻しを行っているところも有るようです。
『地元フランスのヒロインだから・・・』
と言った考えが働いていたのではないか、そんな穿った考え方も浮かんできてしまう内容です。
色々と話題となってはいますが、Stacelitaが勝利に匹敵する走りをした事に間違いは有りません。DarReMiは8月のヨークシャーオークス以来の出走で、夏場も順調に使ってきていました。対してStacelitaは6月のオークス以来、休み明け出の出走でした。そんな状況の違いや、GⅠとは言え今回が本番では無い、プレップレースとして見れば十分な内容であったと思います。
前哨戦はすっきりしない結果だっただけに、陣営としては本番、凱旋門賞への意気込みが強まったかもしれません。
 
 
 
◇QATAR PRIX NIEL (GROUP 2)
1.Cavalryman
2.Beheshtam
3.Aizavoski 
4.Claremont
5.Topclas 
 
 
続いて5Rに行われたニエユ賞は注目のCavalrymanが制しました。
2着には仏ダービー4着馬でアガ・カーン殿下の所有馬Beheshtamが入り半馬身差。更に3/4馬身差の3着には重賞初出走のAizavoski。手薄なメンバーで着差も見るところが無い感は有りますが、しっかり勝利を挙げた事が重要です。凱旋門賞と同条件で連勝した地の利も期待できます。シェイク・モハメド殿下、A・ファーブル調教師、デットーリ騎手と大物が手がける馬でもあり、本番でこそとも思えてしまいます。
凱旋門賞に強い3歳牡馬、更に地元フランス馬、本番でも軽視するわけには行かないでしょう。
 
 
 
◇QATAR PRIX FOY (GROUP 2)
1.Spanish Moon
2.Vision D´Etat
3.Crossharbour
4.Buccellati
 
 
6Rのフォア賞は昨年の仏ダービー馬VisionD´Etatを破り、SpanishMoonが勝利を挙げました。
最終的に4頭立てとなったフォア賞はSpanishMoonが逃げ、VisionD’Etatが4番手から追いかける展開。最後はSpanishMoonがVisionD´Etatの追撃を振り切り勝利。その差は3/4馬身でした。
勝ったSpanishMoonは今年のドバイシーマクラシック2着馬。6月のサンクルー大賞典でGⅠを制してここに臨み、今回の勝利でフランスでの連勝となりました。自力のある強い馬であったと言う事でしょう。この後は凱旋門賞出走も考えているようですが、カナダ・インターナショナルSや香港、ジャパンカップなど色々な路線を視野にいれているようです。
凱旋門賞に出走してくれば、もちろん注目の1頭となるでしょう。
 
 
 
10月4日の凱旋門賞に向け、有力馬が出揃ってきた感が有ります。3歳馬、古馬。牝馬、牡馬。地元フランス調教馬、アイルランド調教馬、イギリス調教馬など、多彩で楽しみなメンバーが揃う一戦となりそうな状況です。
 
欧州競馬12F戦線の総決算、凱旋門賞まであと3週。最終的にどんなメンバーによるレースとなるのか、楽しみに待ちたいです。
 

2009/9/12 土曜日

Meeting the 13 Sep 2009 in LONGCHAMP

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 0:57:03

こんにちは。Nearcticです。
 
 
9月13日、フランス・ロンシャン競馬場で凱旋門賞を占う重要なレースが3つ開催されます。
牝馬GⅠヴェルメイユ賞、3歳GⅡニエユ賞、そして古馬GⅡのフォア賞。全てが凱旋門賞と同じ舞台、同じ距離、ロンシャン競馬場の芝2400mで行われます。各レースの注目馬を紹介したいと思います。
 
 
◇QATAR PRIX VERMEILLE  (GROUP 1)
 No.  Horse      Trainer        Jockey 
1 (10) Umirage          H Blume                 T Thulliez
2 (7)   Armure           A De Royer-Dupre   G Mosse
3 (3)   Dar Re Mi         J H M Gosden         Jimmy Fortune
4 (13) Tangaspeed     Laplanche              L Dettori
5 (6)   Tres Rapide     H-A Pantall              D Boeuf
6 (12)  La Boum         Robert Collet            T Jarnet
7 (4)   Becqu Adoree  Mme G Lecomte      F Blondel
8 (11) Board Meeting  E Lellouche           A Crastus
9 (2)   Soberania        A Wohler                J Victoire
10(9)  Stacelita          J-C Rouget             C-P Lemaire
11(1)  Volver             J-C Rouget             I Mendizabal
12(8)  Kalla                A Fabre                 M Guyon
13(5)  Plumania          A Fabre                 O Peslier 
 
 
4Rの牝馬GⅠヴェルメイユ賞。ここでの注目は仏オークス馬Stacelitaです。
通算5戦全勝。GⅠ勝利はサンタラリ賞、仏オークスの2勝。サンタラリ賞では6馬身、仏オークスでは4馬身の差をつけて圧勝しています。昨年の凱旋門賞の覇者、Zarkavaもヴェルメイユ賞出走前まで5戦全勝。仏1000Gとサンタラリ賞の違いは有りますが、GⅠ連勝でオークスを制し、ヴェルメイユ賞で秋初戦を迎えていました。ここまでの足跡はZarkavaにそっくりです。
鞍乗は日本でも御馴染みルメール騎手。今年は1000G、オークス、ダービーとフランスクラシックを3勝し、更にアガ・カーン殿下の主戦騎手に抜擢されるなど勢い満点です。
人馬共に今年の注目の存在であり、期待も大きいコンビです。昨年のZarkavaのように、ここも圧勝するようであれば本番も同様に期待出来るでしょう。2年連続での3歳牝馬による凱旋門賞制覇へ。重要な試金石となる一戦です。
 
 
 
◇QATAR PRIX NIEL (GROUP 2)
 No.   Horse     Trainer        Jockey
1(4)   Beheshtam    A De Royer-Dupre   C-P Lemaire
2(6)   Topclas         P Demercastel         S Pasquier
3(5)   Aizavoski       E Lellouche             A Crastus
4(2)   Telluride         J E Hammond          G Mosse
5(3)   Cavalryman    A Fabre                    L Dettori
6(1)   Claremont      A Fabre                   M Guyon

 
5Rの3歳GⅡニエユ賞。ここでの注目はCavalrymanでしょう。
オーナーはシェイク・モハメド殿下、トレーナーはフランスで20回以上リーディングトレーナーに輝いているAファーブル調教師、鞍乗はデットーリ騎手。この組合せを見るだけでも相当強そうに感じてしまいます。もちろん、Cavalrymanには期待するだけの背景も有ります。
通算成績は6戦3勝。GⅠは1勝。Stacelitaに比べると見劣りしますが、その1つのGⅠが重要。今年7月にロンシャン競馬場2400mで行われたパリ大賞を制しているからです。
パリ大賞を制した馬には3年前の凱旋門賞馬レイルリンクを始め、バゴ、パントルセレブルなど凱旋門賞で好走している馬が多数います。ニエユ賞も同様に凱旋門賞につながるレースであり、パリ大賞、ニエユ賞を共に制して凱旋門賞に臨む事が出来れば期待は膨らみます。
ここを制し、最多となる凱旋門賞7勝を挙げているAファーブル調教師のエースとして本番に臨む事が出来るか、注目です。
 

 
 
◇QATAR PRIX FOY (GROUP 2)
 No.   Horse      Trainer     Jockey
1(2)    Crossharbour     A Fabre          S Pasquier
2(6)    Spanish Moon    Sir Michael     Stoute Ryan Moore
3(5)    Vision D´Etat     E Libaud         O Peslier
4(1)    Magadan            E Lellouche    A Crastus
5(3)    Tsar De Russie  E Lellouche     D Bonilla
6(4)    Buccellati          A M Balding   William Buick
 
 
6RのGⅡフォア賞。ここでの注目馬はVisionD´Etatです。
昨年の仏ダービー馬。3歳時の昨年は無敗のままニエユ賞を制し凱旋門賞に挑みましたがZarkavaの5着。初の敗戦を喫しました。今年初戦の重賞でも敗れ、一時の勢いが無くなった様にも見えましたが、次走のGⅠガネー賞を制すると、イギリス遠征となったGⅠプリンスオブウェールズも制してGⅠを連勝。強い姿を取り戻しました。春はKジョージ&QEⅡS等にも出走せず、最大目標を凱旋門賞に定めて休養に入りました。
そして秋初戦は凱旋門賞と同じ舞台を選びフォア賞へ。凱旋門賞を制する為にも、強い3歳馬達をねじ伏せる為にも、ここは負けられません。本番を盛り上げる為にも、強い内容を期待したいです。
 
 
 
10月4日の凱旋門賞へ向けた重要なプレップレースです。結果ももちろん、内容にも注目です。
 
 

2009/9/6 日曜日

Irish Champion Stakes Result

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 23:07:04

こんにちは。Nearcticです。
 
 
注目のアイリッシュ・チャンピオンステークスはSeaTheStarsの圧勝。ライバル達を返り討ちにし、欧州最強馬の座を確かなものとしました。
 
 
◇Tattersalls Millions Irish Champion Stakes (group 1)
1.    Sea The Stars
2.    Fame And Glory    2 1/2
3.    Mastercraftsman  2 1/2
4.    Grand Ducal          9
5.    Lord Admiral         4 1/2
6.    Loch Long             5
7.    Casual Conquest  1/2
8.    Rockhampton        19
9.    Set Sail                 4
 
 
スタート後、Aオブライエン厩舎が送り込んだラビット2頭Rockhampton、SetSailがペースを作ります。SeaTheStarsは5~6番手を追走。FameAndGloryはSeaTheStarsを見る様な位置でレースを進めます。
最終コーナー手前からFameAndGloryが先に動き出します。外に出しSeaTheStarsをかわすと、Mastercraftsmanに続き2番手で直線へ。
直線に入ってすぐに、Mastercraftsmanを外からFameAndGloryがかわして先頭へ。

そしてSeaTheStarsも更に外からMastercraftsmanを差し切りFameAndGloryの外へ。FameAndGloryを射程に入れると並ぶ間もなく差し切り、最後は2馬身半の差を付けてゴール。
Aオブライエン包囲網も意に介さず、内容的にも着差的にも完勝でした。

 

 

SeaTheStarsはこれでGⅠ5連勝。欧州でも強豪が集まる大レースを5連勝してしまうとは間違いなく歴史的な名馬です。そして、更なる高みを目指し、次走は凱旋門賞を視野に入れているようです。
ここまで8戦、地元アイルランドと隣国のイギリスの2ヶ国でしか競馬経験がありません。凱旋門賞、ロンシャン競馬場は初コースとなります。コース経験の無い馬に厳しいロンシャンコース。凱旋門賞には無敗の仏オークス馬StacelitaやKジョージ&QESを制した古馬最強馬Conduitも出走予定です。並居る強敵達も、初コースの逆境もはねのけ欧州完全統一を図れるか、注目です。
 
もちろん、次走はレース後の状態や馬場状態次第。凱旋門賞以外にも英チャンピオンSやBCへの出走の可能性も有るそうです。凱旋門賞出走も見たいですが、BCクラシック出走も見たい。

『Zenyatta vs SeaTheStars』も正直、見たいです。
 
 
来週はロンシャン競馬場で凱旋門賞への重要プレップレース、フォア賞やニエユ賞、ヴェルメイユ賞が開催されます。こちらも注目です。
 
 

2009/9/4 金曜日

Irish Champion Stakes

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 23:44:39

こんにちは。Nearcticです。
 
 
9月5日土曜日、イギリス・レパーズタウン競馬場で注目のレース、アイリッシュチャンピオンステークスが行われます。
秋の10F戦線の大一番として毎年好メンバーが揃う一戦ですが、今年は欧州3歳牡馬頂上決戦の様相を呈し、例年以上に素晴しいメンバーが揃いました。
 
 
 No.   Horse      Age  Trainer     Jockey 
1(3)  Casual Conquest  4  D K Weld P   J Smullen
2(9)  Lord Admiral      8  C O’Brien    D McDonogh
3(5)  Fame And Glory   3  A P O’Brien   J P Murtagh
4(1)  Grand Ducal      3  A P O’Brien   C O’Donoghue
5(8)  Loch Long       3  T Collins      P Shanahan
6(7)  Mastercraftsman  3  A P O’Brien   J A Heffernan
7(6)  Rockhampton     3  A P O’Brien   S M Levey
8(2)  Sea The Stars    3  J M Oxx      M J Kinane
9(4)  Set Sail          3  A P O’Brien   J P O’Brien
 
 
中心となるのはSeaTheStarsでしょう。英2000G、英ダービーを制した今年の2冠馬。その後もエクリプスS、インターナショナルSを連覇しており、現在GⅠ4連勝中。世代最強に、欧州最強馬に最も近い存在で有る事は間違い有りません。この馬を止める事が出来るのか、今回の最大の注目点になるでしょう。
 
”Stop the SeaTheStars”の一番手は大挙5頭を送り込んで来たAオブライエン厩舎の主戦ムルタ騎手騎乗の愛ダービー馬FameAndGloryでしょう。通算成績は6戦5勝、2着1回。GⅠは愛ダービーと2歳時のクリテリウムドサンクルーの2勝。戦跡はSeaTheStarsにも劣りません。しかし、唯一の敗戦となったのが英ダービー、SeaTheStarsの後塵を拝したレースでした。直接対決は1戦1敗。今回はリベンジを期して、更に世代最強を懸けた一戦となります。強い気持ちで挑んでくる事は間違いないでしょう。 
 
注目の3歳馬のもう一頭は、こちらもAオブライエン厩舎のMastercraftsmanです。今年の愛2000G、StジェームスパレスSを制している世代最強マイラーの一頭です。2歳時にもフェニックスS、愛ナショナルSとGⅠを2勝しており、GⅠ4勝はSeaTheStarsと同じです。今年の英2000G、そして前走のインターナショナルSでSeaTheStarsの後塵を拝しており、直接対決は2戦2敗。勝負付けが済んでいる感も有ります。しかし、前走インターナショナルSは敗れたとは言え1馬身差。逆転できない着差では有りません。三度目の正直なるか、注目です。
 
世代最強を争う3歳馬が揃う一戦ですが、古馬にも注目馬がいます。CasualConquestがその馬です。4歳馬で昨年の英ダービーが3着、愛ダービーが2着とクラシック戦線を賑わしました。今年に入りタタソールズGCで初GⅠを制し、前走もGⅡロイヤルホイップSを制するなど古馬になり力を付けてきました。通算成績8戦4勝、2着2回、3着3回と欧州中距離重賞戦線を戦いながら4着以下が無い安定感抜群の戦跡を誇っています。古馬の意地を見せ、3歳世代の強豪たちを一蹴!!そんな結果も有るかもしれません。
 
 
Aオブライエン厩舎がラビットを送り込み、エース級2頭を出走させて”Stop the SeaTheStars”を狙います。英ダービー時同様、そんな包囲網を突破してSeaTheStarsが最強を証明するのか、Aオブライエン調教師の意地が勝つのか。
本当に楽しみな一戦です。
 
 

2009/7/27 月曜日

King George VI And Queen Elizabeth Stakes Result

Filed under: 子供の運動会 — Nearctic @ 23:58:26

こんにちは。Nearcticです。
 
 
イギリス・アスコット競馬場で行われたキングジョージⅥ&クイーンエリザベスS。欧州12F戦線前半戦の総決算となるレースを制したのはConduitでした。

 

 
Pos   Horse                Jockey 
1   Conduit              R L Moore
2   Tartan Bearer     M J Kinane
3   Ask                    O Peslier
4   Alwaary               R Hills
5   Golden Sword     J Murtagh
6   Look Here           S Sanders 
7   Frozen Fire         J A Heffernan 
8   Rockhampton     C O’Donoghue
9   Scintillo              R Hughes
 
 
馬場コンディションにも恵まれた今年のキングジョージⅥ&クイーンエリザベスS。レースはオブライエン厩舎のペースメーカー、Rockhamptonを先頭に、FrozenFire、GoldenSwordとオブライエン勢3頭がレースを引っ張る形となりました。その後方にMスタウト厩舎が送り込んだ3頭、Ask、TartanBearer、Conduitが馬群の外目を回りながら追走していきます。
長い直線を迎える手前でペースメーカーのRockhamptonが脱落し始め、合わせる様にFrozenFireまで一杯に。オブライエン勢では3歳馬GoldenSwordが頑張りますが、その外からスタウト勢が襲い掛かり一気に飲み込みました。
直線はMスタウト厩舎の3頭の熱い叩き合いに。内にAsk、真ん中にTartanBearer、外にConduit。3頭の中で道中は一番後ろに位置し、外から追い出したConduitが素晴しい末脚で抜け出し、最後は1馬身3/4の差を付けて快勝しました。
 
1番人気に応えた形のConduit。これがGⅠ3勝目。やはりキングジョージⅥ&クイーンエリザベスSは実績、実力がものを言うレースだったと言う事でしょうか。歴代勝ち馬を見ても歴史的な名馬が並ぶレースです。本当に強い、実力を持ち合わせた馬が勝つレースだとも言えるのでしょう。
 
Conduitの父はダラカニ。Zarkavaの初年度のお相手に選ばれた名馬です。距離が伸びて強さを発揮しているConduitの力はミルリーフからつながる底力溢れる血のなせる業ではないかと思います。モンジュー、ガリレオと言ったサドラーズウェルズ系に対抗する種牡馬は初年度産駒からConduitを送り出したダラカニになるのかもしれないと思いました。
ちなみに、ダラカニの系統を辿ると6代父にNearcoがいる血統です。欧州を席巻するサドラーズウェルズ系やデインヒル系などのノーザンダンサー系ももちろんNearcoの父系。Nearcoの血の偉大さがここでも解ります。
 
 
 
前半戦の総決算が終りましたが、欧州競馬は夏の間も注目のレースが続きます。8月には10F路線の英インターナショナルSや8F路線のジャックルマロワ賞、牝馬路線のヨークシャーオークスなどGⅠも多数予定されています。9月に入れば愛チャンピオンSやセントレジャー、凱旋門賞の各プレップレースなど大注目のレースが目白押し。3歳vs古馬の戦いが始まり、今年のクライマックスに向けて更にこれから盛り上がります。
まだまだ目が離せないレースが続きますので、夏の欧州競馬にも注目です。
 
 

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